以前は12月も後半になると学校や幼稚園の利用が
少なくなっていたのですが
現在は1日の受入団体数が2団体までとなったため
12月も下旬まで平日の団体利用があります。
ありがたいことですね!
さて、学校からのニーズが多い実験があります。
それは…
この「はかるくん」を使った実験プログラム。
「放射線を調べよう」です。
放射線に関する授業は、毎年実施しなくてはいけないので
それをムシテックワールドで実施する学校が多いのです。
今日のブログも昨日に引き続き
郡山市の柴宮小学校の子どもたちの活動をご覧ください。
学年に応じた内容で実施できるように工夫しています。
2年生ではコップで隠した線源(放射線を出すもの)を
はかるくんで測定し、数字を調べるという内容にしています。
1番から4番まであって、それを調べてくるのです。
もちろん、コップの中身は見てはいけません。
はかるくんの数値で
どれが放射線を出すものかを見つけ出します。
2階の廊下のどこかに置いてあるコップを探しに
「あ、あった~!」との声。
はかるくんを近くに置いて1分ほど測定し
数値を調べました。
1つは廊下ではなく、デッキに置いていました。
真剣に活動していますね~
なるべく近くで測定しないと数値がわかりにくいので
人数が多いときには、他の場所を探しに行っていました。
2階の廊下とデッキを行ったり来たりして
4つのコップを調べてくれました。
最後にちょっと変わった実験です。
霧箱といって、放射線の飛跡を観察することができるのです。
放射線は、目で見ることはできません。
でも、放射線が通ったあとに
飛行機雲のようなすじが現れるのです。
目に見えない放射線というものを
どのようにすれば学ぶことができるのか?
これからも子どもたちが楽しく学ぶことができるように
これからも試行錯誤していきたいですね。