8月のムシテックはいろんなイベントがあったので
9月に入っても、まだ夏休みのような感覚がまだ抜けません。
といっても私の言っている夏休みは「休み」というわけではなく
いろいろなプログラムをおこなう毎日という感じです。
さて、エントランスホールに置いてあるこの入れ物。
こちらはカブトムシ専用の特製ゲージになります。
一か月前には
この中に数えられないくらいのカブトムシがいましたが
今では、だいぶ少なくなってしまいました。
カブトムシの寿命はそんなに長くはありませんからね。
カブトムシのメスは、地面にもぐるのが得意です。
産卵するためにも、栄養が必要なメスは
昆虫ゼリーに顔を突っ込むようにして食べていました。
メスは産卵をするという大切や役目がありますので
オスとくらべると長生きですね。
カブトムシの専用ゲージのすぐ隣には
水の中にいる生き物たちの展示もしております。
そこのある水槽。
カニの飼育ゲージがあるのですが
いつもとちょっと違うような気が…!?
あれ、1匹しかいなかったカニが2匹になっている!?
(下に赤いカニが増えている?)
あれ~?ここには1匹しかいなかったと思ったのに???
ちょっと元気がないみたいです。
背中を触ってみたら…
パカッ!!
あれ~~~~!!??
カニが増えていたのではなく
脱皮していたのです。
きれいに脱皮していたので
もう一匹カニが増えているように見えましたね。
昆虫もそうですが
脱皮をすることで体が柔らかくなって
大きくなることができるのです。
脱皮した直後は体が柔らかいので
外敵にやられてしまう可能性も高くなります。
だから脱皮も命がけなんでしょうね。
あらためて、生き物のすごさを感じた出来事でした。