今年のお盆期間、科学実験教室では牛乳が大活躍でした。
11日(木)~14日(日)はアイスクリームになって、
15日(月)~17日(水)はプラスチックに変身しました。
『牛乳からプラスチックをつくろう』のようすを紹介
します。
プラスチックといったら石油が原材料と考えてしまいますが、
ここでは牛乳が原材料です。
牛乳からつくるプラスチックは、いわゆる環境にやさしいプラスチックで、生分解性プラスチックです。
せっかくですから、食紅で色をつけます。
もっと入れようか?
ちょうどいい濃さになりました。
食紅は、赤・青・黄の3色です。
グループ毎にいろんな色になりました。
着色した牛乳を電子レンジで加熱します。
そこに、酸性の液体(酢)を入れます。
ぐるぐる混ぜていると、牛乳の中にツブツブができてきました。
ちょ~楽しいです!
牛乳からできた固形分(ツブツブ)を濾しとります。
こぼさないように、そ~っと。
濾しとった固形分を流水で洗います。
よく洗わないと、プラスチックから酢の匂いが・・・。
匂いがとれたら、ペーパータオルで水分を吸い取ります。
ハート型や星形に、型抜きします。
それを電子レンジで加熱して乾燥させると、硬くなります。
こんなにできちゃいました。
かわいいプラスチックです。
このプラスチックは、カゼイン樹脂ともよばれています。
衣類のボタンとして使用されているそうです。
原材料がすべて食品です。
土に埋めると、微生物が分解します。
いつかは消滅するプラスチックなんです。
みなさんも作ってみませんか?