みなさん、べっこうあめを食べたことありますか?
砂糖を水に溶かして、加熱して、高温の砂糖液をつくります。
それを急激に冷却すると、きつね色の砂糖の固体ができます。
べっこうあめですね。
先日の実験プログラム『べっこうあめ』を紹介します。
砂糖を計量します。
砂糖水をつくるために、水も計量します。
砂糖水をガスバーナーで加熱します。
調理用温度計でゆっくり攪拌しながら、加熱します。
温度計で、砂糖水の温度を常に確認します。
既に、100℃以上です。
所定の温度になったら、クッキングシートに砂糖液を垂らします。
温度計での攪拌作業は熱くて暑いので、交代してやります。
家族みんなで、作業分担しています。
そして、やっとできました。温度の違う6種類のべっこうあめ。
不思議ですね。
高温の砂糖液が冷却すると、砂糖の結晶にならずに、
まるでガラスのようなべっこうあめになります。
今年度は、おまけの実験があります。
鍋で砂糖水を加熱します。
ゆっくりと、かき混ぜながら加熱します。
沸騰してきました。
べっこうあめのような色になったら加熱をやめて、大量の水の中に
砂糖液を細く糸状に垂らします。
すると、こんな糸状のべっこうあめができます。
これは写真に撮るしかないですね。
そうなんです。水がついているため、どんどん溶けてしまうのです。
その儚さ(はかなさ)もいいですね。