人間の生活を支えてきた昆虫。 | ムシテックのブログ

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今日のブログは

イモムシ系の虫が苦手な方は下差しお気を付けください。

 

25日(土)、26日(日)

「まゆの糸取り体験」がおこなわれました。

 

講師の先生は、三田村先生。

三田村先生は様々な昆虫に詳しいスペシャリストです。

毎年、この講座を開催してくれます。

 

今回の主役となる昆虫は下差し

 

こちらです。カイコ様ですね。

昆虫で「様」をつけて呼ぶのはカイコくらいかもしれません。

 

卵から出て数日後のカイコはこんなに小さいのです。

また、生まれたてだと白くなくて黒い姿をしています。

黒いので、「蟻蚕(ぎさん)」と言われます。

 

今回は、まゆの糸取り体験なので

使用するのは、昨年にまゆになったもの。

それを冷凍にして保存していました。

 

まずは、三田村先生が

糸の取り方をモニターを使って説明してくれました。

 

子どもたちも糸取りにチャレンジ!

まゆから最初のきっかけになる糸を探すのが大変あせる

 

きっかけになるところが見つかったら

それをセロテープ台にセットして巻いていきます。

 

ご家族で協力しながら、1つのまゆから

糸を取り出すことができたみたいですねウインク

 

三田村先生は子どもたちのために

いろいろなものを準備してくれていました。

 

これはクヌギの葉っぱです。

カイコは桑の葉しか食べませんので、これは食べません。

 

この葉を食べるのは、ヤママユ(ヤママユガ)の幼虫。

 

子どもたちも興味津々ですね。

カイコとくらべて、ヤママユは幼虫も成虫も大きいです。

 

三田村先生は、標本も準備してくれていました。

色はちょっと地味かもしれませんが

蛾には大きな種類も少なくありません。

 

さらにトンボや水生昆虫、チョウなどの標本も

持ってきてくれました。

虫好きな子どもたちが参加したので

いろいろな標本を見られたのも良かったと思います。

 

虫が苦手という方も少なくないかもしれませんが

大昔から人間の生活と切っても切れない関係なんです。

これからも虫たちから学ぶことは

たくさんあるかもしれませんね。