みなさん、ご自宅で氷をつくるとき冷蔵庫(冷凍庫)を
つかいますね?
でも、時間がかかります。
氷はすぐに欲しいですよね。
きょう、ご紹介するのは一瞬で凍るふしぎな液体づくりです。
先週末の実験プログラム『氷の魔法』のようすをみてください。
はじめに、40mLのお湯を計ります。
そこに 40g の酢酸ナトリウムを溶かします。
メスシリンダーやビーカーを使うと、実験の雰囲気が盛りあがります。
ガラス棒で混ぜます。
混ぜただけでは溶けないので、湯せんします。
熱いので、湯せん作業は大人の役割です。
お子さんたちは、温度の測定係です。
蒸し暑い日に湯せんは、つらい作業となりました。
でも氷のためです。頑張ります。
ちょっと涼しげ?
温度は、まだ70℃。
まだまだだぁ~。
見た目では、酢酸ナトリウムが完全に溶けているようですが、
80℃までは湯せんをつづけて、徹底的に溶かします。
まだかな?
80℃まで湯せんしたら、次は氷水で冷やします。
目標温度は55℃。
その後、さらに机の上で空冷です。
45℃以下になったら、酢酸ナトリウム(粉)を爪楊枝につけて
ビーカーに入れます。
みんなで、爪楊枝の先を注目します。
爪楊枝を入れるとき、ちょっと緊張します。
時間に余裕があるときは、おまけ実験もあります。
今度は、何が見られるのかな?
あっという間に氷ができるんです。
まるで鍾乳洞の中の石筍?
ビーカーの中で凍っちゃった!
やっぱり実験は楽しかった~。
過冷却の実験として有名なこの実験。
でも、実は・・・。
さあ、みなさんも参加して秘密を解き明かしましょう。