最近は、日が長くなりました。
今月の下旬には夏至の日があります。
梅雨に入る前のころ、太陽は空高くから照りつけています。
その太陽光を利用する時計を作るのが
『かんたん日時計』です。
作り方は、タイトルどおり簡単です。
はじめに、日時計の台紙を折ります。
時計(文字)盤の真ん中にマップピンで穴を開けます。
その穴にちょっと長いつま楊枝を刺します。
どっちから刺すの?
担当者が丁寧に説明します。
つま楊枝をホットボンドで台紙に接着します。
これで完成です。
しかし、この日は朝から曇り空。
日時計の使用を諦めかけていた昼過ぎ。
日ざしが出てきました。
午後0時50分。
なぜなぜルームの外(デッキ)に日時計を置いてみました。
でも、日時計は午後1時15分ころを指しています。
なぁ~んだ、やっぱり、こんなかんたんな日時計は不正確だ。
いえいえ、日時計はとっても正確にその場所の時刻を示します。
ただし、日時計が示す時刻は「視太陽時」といって、兵庫県明石市(東経135度)を基準とする日本標準時とは異なります。
当館が位置する福島県須賀川市と明石市では、経度がおよそ5度ちがうので、視太陽時は須賀川がおよそ20分すすんでいます。
さらに、均時差も考慮すると、ほぼほぼ正確なんです。
----- おまけ -----
日時計を作っているご家族のテーブルに、綺麗なハーバリウムが
置いてありました。
なんと! そのご家族は、こんなにムシテックワールドを満喫された
そうです。
ありがとうございました。
またのご来館を待ってま~す。