私たち、地球上の生命は、およそ38億年前に海の中で生まれたと
考えられています。
そのためでしょうか? 私たちの体液は少ししょっぱいですよね。
点滴につかう水も「生理食塩水」ですね。
地球上の生命にとって、塩分は欠かせないものです。
下の写真は、顕微鏡をつかって写しました。
誰もが食べたことのある食塩です。
食塩の水溶液をスライドガラスの上でゆっくり乾燥させると、
こんなピラミッド型の結晶ができます。
食塩は、塩化ナトリウムという物質が主成分です。
塩素原子とナトリウム原子が規則正しく配列して、結晶をつくります。
10月下旬の週末に実施した実験プログラム『食塩の科学』を紹介します。
参加したみなさんは、それぞれが食塩を溶かした食塩水を蒸発させて結晶をつくり、それを顕微鏡で観察しました。
見えてる? どんな形?
綺麗な結晶をスマートフォンで写真に撮ります。
食塩水に、いろいろなものを入れてみます。
浮くかな? 沈むかな?
お塩で実験。こんなに楽しめるなんて・・・。
写真にはありませんが、岩塩を使った実験も行いました。
参加したみなさんには、その岩塩を持ち帰っていただきました。
ありがとうございました。