今週、福島県立須賀川桐陽高校の2年生が体験した
『タマゴ落下実験(エッグドロップ実験)』を
紹介します。
3人~5人のグループに分かれて、ケント紙(A3版)1枚を切ったり
張ったりしてタマゴを衝撃から守る装置をつくるプロジェクトに挑戦
しました。
つくった装置の中にタマゴを入れて、11mの高さから落下させます。
タマゴが割れなかったら成功です。
どんな装置にしたらよいのか、迷いながら作ります。
グループ内で、相互に意見交換することもあります。
それぞれのアイデアを形にします。
黙々とケント紙に展開図を描きます。
タマゴを入れる箱のようです。
「ここは、どうしようかな?」と考えながら・・・。
自分のアイデアを信じてつくります。
およそ40分ほどを要して、各グループを代表する装置ができました。
1回めは、グループのメンバーそれぞれが自分のアイデアを形にします。
できあがった装置の中からグループの代表装置を選び、工夫したことなどをショートプレゼンテーションします。
1回めのショートプレゼンのあと、各班の代表装置にタマゴを入れて
落下実験を実施しました。
結果は、全班失敗!
さあ、気を取り直して2回めに挑戦します。
各グループ毎に、1回目の失敗から改良すべき点について意見を
出し合います。
そして、各グループの智恵を結集した2号機をみんなでつくり、
ショートプレゼンしました。
各グループの1回めと2回めのショートプレゼンのようすをまとめて
紹介しました(上の写真)。
不安そうな1回めに比べて、2回目の自信に満ちたようすが
発表者の姿勢から感じられます。
『タマゴ落下実験』の目的は達成できたようです
2回めの結果は、2グループ(2班と5班)が成功しました
このプログラムを案内した(見まもった)当館の職員も楽しい時間に
なりました。ありがとうございました。
6月26日(土)、27日(日)に、『たまごをまもろう』を予定しています。
エッグドロップ実験に興味をもったみなさん、
体験してみませんか?