とうとう、冬本番といった空模様になりましたね。
気温が下がり、雪もちらほら。
先週から、ビオトープはず~っと凍っています。
来館されたみなさんは、氷の厚さなどを調べないでくださいね。
ビオトープに落ちると、凍えてしまいますよ。
とびきり寒かった今月13日(日)の夜に、ふたご座流星群が見ごろを迎えました。しかも、月(月齢28)が昇らない夜なので、絶好の観察
日和でした。
みなさんは、ご覧になりましたか?
下の写真は当館の屋根の上を飛んだ流れ星です(電柱の脇)。
この夜は、18時30分から21時30分頃まで4人で観察して
およそ40個の流れ星を見ることができました。
写真に写ったのは上の1つだけでした
いつ、どこに見えるかわからないので、
見ようと思っても、なかなか見られないのが流れ星。
空を眺めているときに、たまたま流れ星が見えると、
すっごく得した気分になります。
流れ星(光跡)が長いと、それも嬉しいですね。
さて、なぜ流れ星の長さは短かったり長かったりするのでしょう?
流星物質の大きさやその速さによって変わりますが、それだけでは
ありません。
流星群のように同じ方向から流星物質が飛んでくる場合、
見える方向によって見かけの長さが変わります(下図)。
流れ星が発光している長さが同じでも、見える方向によって
天球上での光跡の長さがちがって見えるんです。
流星群の輻射点からまっすぐに私たちに向かって飛んでくると、
流れ星は点にしか見えません。
もっとたくさんの流れ星を写真に撮りたくて、翌日も観察しました。
この日は4つの流れ星を写すことができましたが、どれもフレームの
端で短く写るものだけでした。
***** おまけ *****
およそ400年ぶりの天体ショーが、現在進行中です。
日没後まもなく、南西の空(高度15度ほど)に見えている
木星と土星が、日々近づいて見えます。
もっとも近づいて見えるのは、今月21日(月)です。
その日、肉眼では1つの星に見えるかも?
晴れたら、みなさんも見ませんか?
その観察結果は、改めてブログで紹介します。