ベツレヘムの星? | ムシテックのブログ

ムシテックのブログ

ムシテックワールドでの出来事を日々更新していきます。
今日も見ていただきありがとうございます!!

インスタグラムも始まりました!!そちらもフォローよろしくお願いいたします。
フォロワー1万人!!を目指したい…。

クリスマスと星は、切っても切れない関係にあります。

クリスマスツリーの飾りに、星は欠かせませんね。

 

頂点の星かざりは、「ベツレヘムの星」といわれています。

 

マタイによる福音書に登場する「ベツレヘムの星」は、

救世主キリストの誕生を知らせる星として知られています。

 

 

ベツレヘムの星の正体は、超新星爆発、ほうき星、惑星の重合

など、いろいろな説がありますが、いまだ不明です。

神秘的で魅力的なベツレヘムの星に惹かれます。

 

今、実際の星空で、ベツレヘムの星を思い起こすような現象が

起きています。

みなさんもきっとお気づきかと思いますが、夕方の南西の空に

明るい星が2つ輝いています。注意深く見ると、2つの星がだんだん

近づいていることがわかります。そして、今日から少しずつ

離れはじめます。

これらの星は、木星(明るい方)と土星(やや暗い方)です。

近づくようすを写真に撮りましたので、ご覧ください。

 

 

 

 

12月17日には、2つの星の脇に三日月も見えて、とっても綺麗

でした。

 

12月22日午前3時ころに、もっとも近づいて見えます。

残念ですが、そのとき日本ではすでに地平線の下で見えません。

太陽が復活する冬至(12月21日)のころに、太陽系の巨大な惑星

2つが近づいて見えるなんて、何かよいことが起きそうです。

 

今回の木星と土星の接近は、天体望遠鏡でも1つの視野に入る

ほどです。これほどの接近は、およそ400年ぶりだそうです。

 

そのときを楽しみにしていたのですが、21日の夕方(南西の空)は

すっかり曇り空でした。前日に撮影した写真(下)です。

 

木星と土星は分離して写っていますが、肉眼では2つの星が接して

いるように見えました。

木星のガリレオ衛星がすべて写っています。左上からカリスト、ガニメデ、イオ、エウロパです。エウロパは木星に接しています。

土星の右下には、土星の衛星タイタンがうっすらと写っています。

 

21日に見逃したみなさん、まだ大丈夫です。今週末くらいまでは、

南西の空に2つの惑星が見えています。

しかも、23日ころまでは木星と土星がほぼ1つにみえますよ。

お見逃しなく! しっかり厚着して、風邪などひかないようご注意

ください。