振動するもので、すぐに思い浮かぶものに振り子(ふりこ)があります。
みなさんは、何を思い浮かべますか?
先週末の3日(土)、4日(日)に実施した
自由実験『さかさま振り子』を紹介します。
さかさま? 一般的な振り子は、紐につるされた錘(おもり)が、行ったり来たり振動します。ところが、この「さかさま振り子」は棒の上にのった錘が行ったり来たり振動するのです。
材料はこちら
幅 1cm ほどの細長い色画用紙(長・短1本ずつ)、小さなケント紙1枚。
ケント紙を半分に折って、その内側に細長い色画用紙を挟んで、
ホッチキスで固定します。
どうやって作るの?
こうして、半分に折って・・・。
振り子になる細長い色画用紙を曲げてケント紙に挟みます。
上手に作っています。
そして、できました。
さっそく揺らしてみます。
揺れてますね~
ただ揺れるだけですが、自分で作ったものはたのしい
メトロノームのように揺れま~す
あっ、大きい振り子(緑)だけが揺れてる
片方の振り子だけが揺れるなんて、不思議?
みんなで作りました。 ハイ、ポ~ズ
自然の世界には、地震という振動がありますね。
日本は地震大国といわれ、発生回数がとても多いのです。
この「さかさま振り子」は、地震の時の建物の揺れに例えることができるんです。手で持っている白いケント紙が地盤で、細長い色画用紙が
建物です。地盤の揺れ方によって、大きく揺れる建物が異なるのが
わかります。これが、地震動と建物の共振現象です。