7月7日(火)の七夕。やっぱり雨でした。
過去32年間の七夕の夜の天気(福島市)を気象庁ホームページで調べてみました。
(須賀川市の記録を見つけられなかったので・・・)
なんと、少しでも晴れ間があった日数は、7日でした。
梅雨のまっただ中ですから、納得ですね。
私たちの願いは、雲や雨に遮られてなかなか天界へ届かなかった
かもしれませんが、願うこと自体は前向きでいいですよね。
今月初めの週末に自由工作『七夕かざり』を実施しました。
以前のブログでも、当館の受付カウンターにある七夕飾りを紹介
しましたが、さらに賑やかになったようすを見てください。
笹竹を飾りました。
その上には、花火が上がっています。
額を使った飾りは、落ち着きがありますね。
『七夕かざり』に参加されたみなさんは楽しそうに作っていました。
私たちがいる地上で雨が降っていても、星空の世界(宇宙)に
雨はありません。 織り姫と牽牛は楽しく過ごしたことでしょう。
ここで、織り姫(と牽牛)について、ちょっと紹介します。
織り姫星(こと座の1等星ベガ)は、明るさが0.0等級であり、
星の明るさ(等級)の基準になっている重要な星なんです。
さらに、こと座にはこんな天体があります。
こと座にある惑星状星雲M57です(画像は国立天文台)。
ベガの近くに見えています。
これは、二人が結婚した証拠の指輪でしょうか?
そして、二人には子ども(惑星)がいるかもしれません?
2013年に、織り姫星の周りを小天体のリングが回っていることが
観測されたのです。まるで太陽系の小惑星帯のようなリングです。
宇宙のニュースから目を離せませんね!