昆虫トラップレクチャー | ムシテックのブログ

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平日のある日のことです。

その日はとっても気持ちのいい天気でした晴れ

 

上差しのどかにコーヒーしているわけではありませんパー

 

 

じつは、昆虫トラップの作り方をレクチャーしているのです。

講師はフィールド担当の齋藤。

レクチャーを受けているのは

スマイルキッズでお世話になった元・須賀川青年会議所のワタナベさん。

今年、須賀川市子ども育成会の担当になって

夏のイベントで子どもたちに昆虫トラップを作ってもらうとのこと。

それで作り方を学びに来てくれました。

 

完成はこんな感じ。

では、簡単に作り方を説明したいと思います。

 

まずペットボトルを切ります。

切るのは、昆虫を入れるための入口。あと、昆虫を出すところ。

最近のペットボトルは強度が弱く、カッターで簡単に切ることができますね。

 

全部は切らず、このようにします。

ペットボトルの底にキッチンペーパーなどを敷いておきます。

 

切ったところの上下に穴をあけます。

はんだごてがあると簡単です♪

 

穴にモールを通すと、勝手に開かないようになるのでグッ

(テープでもいいのですが、たまに勝手に開いてしまうことが…)

 

次に、上部にも穴を2か所あけます。

 

そこにロープを通して、こんな感じ。これは木の幹に固定するため。

 

昆虫の入口のところに

グルーガンで布のようなものを接着します。

 

カブトムシやクワガタムシを捕まえるには

この布(幹巻きテープを使っています)がとっても大事パー

カブトムシなどは飛ぶのが苦手なので

とまるところが必要なんです。

 

ここまでで、昆虫トラップは完成!

あとは、昆虫を集めるための誘引剤作りです。

 

これはいろいろと工夫してみると自由研究みたいで

楽しいと思うのですが、ムシテックワールドでは

 

今回、バナナを使ってみました。

バナナと焼酎とお酢を混ぜて数日放置したもの。

 

甘さより発酵していることが大切なんです。

その発酵臭を感知して、どこからかやってきます。

 

今回レクチャーを受けた

ワタナベさんも実際に設置してみたい!と興奮気味でしたウインク

これでカブトムシを捕まえて

子どもたちにプレゼントしたいと言っていましたニコニコ

ステキです!

 

ちなみに、昆虫トラップを設置するのであれば

夕方に設置して、早朝回収するのがベストです。

というのも、昼間に活動する虫たちが入ってしまうからです。

とくに困るのが…

 

スズメバチ。

スズメバチが入ってしまうと危険で出すことができなくなりますので。

 

昆虫トラップに興味を持った方は

ぜひ自分でもチャレンジしてみてください。

誘引剤を工夫すれば、自由研究としてもいいかもしれません。

 

※お願い

もし、昆虫トラップを設置するときは、

終わったら必ずはずして処分してください。

そのままにしておくと、たくさんの虫たちが入って

出られなくなって死んでしまうからです。