マレーシア昆虫教室③ | 虫ガールと恐竜ボーイ

虫ガールと恐竜ボーイ

虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。


ということでやっと初日の採集です。
チャーターしたタクシーで先生が知っている数箇所のポイントを回ります。

と、2つ目のポイントで先を歩いていたダンナが一言。

「おったでー」

え・・・・・??

いきなり発見。

コーカサスのオス!!


街灯にひかれてフツウにその辺にいた。


マジ!!

今回の教室でコーカサス1匹でも捕れればいいなーなんて思っていたのに、
こんなに簡単に見つかるなんて・・・と母愕然。

だって・・・、あのカマキリ先生もマレーシアでジャングルにまで入ってライトトラップしたのに
一匹も出てこなかったじゃん?!


驚いている母たちに、

「カマキリ先生は逆にジャングルに入っちゃったからコーカサスみつけられなかったんじゃない?」

と先生。

ジャングルに行かないといい虫は捕れないような先入観が勝手にありましたが、
それよりも条件のよい街灯のそばが一番捕れるんだとか。

マジ!!

「カマキリ先生も昆虫教室来ればよかったのにね。」
と息子。
ほんとにね。

このポイントでは他にコーカサスのメス、ばかでかいオオミズアオ的な蛾(オナガミズアオ?)、
なんかよく分からないけど大きな蛾や、(我が家の蛾ガールが喜ぶ)
ばかでかいカミキリムシ(ちょっと怖い)などもいた。

このオオミズアオ、足が弱っているのか一度フェンスから剥がしてしまったら二度と留まれなくなってしまった。
ゆらゆらと低いところを飛んだり落ちたりするので、
「捕まえてあげたほうがいいかなあ・・・?」
と蛾ガール。しかし捕まえるとネットの中でもがいてしまい、
離せば離したで飛んでは落ちる。
「心配ー!!どうしよう・・・??」
と、もうそれはそれは気にしてなかなか次のポイントに行けない・・・。
結局うまく草につかまれたので、そのままにして行きました。

 

そして私は葉脈みたいなキレイな羽のコノハギスを調子に乗って手づかみしたら噛まれた。

(コノハムシじゃなくてコノハギス・・・よく考えたらキリギリスの仲間じゃねーか!!!)


この日は他に先生が見た中でも最大かと思われるでかいコーカサスをもう1匹捕まえ、
大満足で帰途に着いたのでした。

※当然でかいコーカサスをめぐって両家の男子で争いになったのですが、
 ジャンケンでまずは我が家が預かることに。
 昆虫教室では発見者所有の原則ですが、今回見つけたのは先生だった。