必読!セミ爆弾の回避方法! | 虫ガールと恐竜ボーイ

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虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。

セミが出はじめてからしばらく経った今日このごろ。
だんだんとセミ爆弾が増えてきましたね。

あれ、苦手な方多いですよね。
私も苦手です。

ちなみにセミ爆弾というのは、地面に落ちて死んでるっぽいセミの横を通ると
いきなり暴れてビックリするやつのことです。

しかしこのセミ爆弾、娘の手にかかると発動しない。


彼女は道端に転がるセミを見つけると、まだ生きてそうな奴を助けようとする。
普通の人はむしろ生きてるやつは遠ざけたいところだと思うので真逆だ。

そして発見すると、
「かわいそう!!」
と拾いに行く。

そして指にとまらせて帰ってくる。

なんでいつも生きてるセミだけ見つけてくるのか不思議に思って聞いたところ、

「え、足開いてるのが生きてるセミだよ」

とこともなげに教えてくれた。

そうだったの?!!

要するに、こういうことらしいです。

↓これは生きてる


逆に足が完全に曲がっているやつは死んでるらしい。


まーじで!!

もっと早く聞けばよかった!

っていうか何で今まで教えてくれなかったの!!


で、そうやって生きてるセミを選んで連れてくるうちの娘。
生きてるセミって下手に近づくと暴れるはずが彼女は全く暴れさせず静かに捕まえてくる。

何そのナウシカみたいな能力!!

どうやってるのかとりあえず観察してみると、

まず転がってるセミの足の上に指を出す。
するとセミは暴れずにちょこんと捕まる。
そのまま持ち上げる。
これで完了。

それだけ?!

娘曰く、

「弱ってるセミは捕まるところが欲しいだけなんだよ」
あの開いた足は捕まるものが欲しくて、助けを求めて伸ばした手だった。
目から鱗の母。

へ、へえ・・・。
ひたすら避けることだけ考えていたので

そんなこと考えたこともなかった。


ちなみに娘は自分の指を出しますが、棒でもいいそうです。



そんなある日のこと。いつものように落ちているセミを救出?していたムスメが
「痛っ!!」
と手を振った。セミは飛び去った。

「どうしたの?!」
と聞いたら、
「うちの手を木と間違えて口で刺された」
らしい。
本当に木と間違えたのかは謎ですが、

セミの口には木の汁を吸うための硬いストローがついている。
それで突き刺されたらしい。

そ、そりゃ痛そうだわ・・・。


でも、オシッコかけられるならともかく

セミに刺された人なんて初めて見たわ・・・。