前回娘がアゲハの幼虫を探しているという話題だったので、
今回は去年飼ってたアゲハの話を・・・。
前回も載せたこの子↓です。

去年の秋(多分9月ごろ)、
娘が5齢幼虫(緑のでかいやつ)を2匹拾ってきて、
飼育ケースの中へ入れて飼いました。
彼(彼女?)らは、餌は食べずにケースの中をひたすら動き回ります。
1匹は数日で大量のフンをし、この位置↓(フタの裏)でこの格好のまま動かなくなりました。

さなぎになりやすいかな~と思ってケースに割り箸を入れておいてあげたのに、
そんなものはガン無視だった。
この首だけちょこんと曲げた格好はさなぎになる直前にみんなやるらしく、
「前蛹(ぜんよう)」と呼ばれているらしい。(さっき調べた)
よく見ると首?のところに糸が出ているのが分かると思いますが、
これとお尻で体を固定しているらしい。
2日くらい動かずそのままだったんですが、
ふと気づくとすっかりさなぎになっていた。
(さなぎの写真は撮り忘れましたすいません・・・)
見るとさなぎの下には脱ぎ捨てられたっぽい干からびた皮が落ちていた。
さなぎになる時も脱皮してなるっぽい。
実は知らなかった。
もう一匹はいまだにケースの中を探索中。
娘が
「さなぎになったやつの上に乗ったりしないかな?落としたりしないかなあ?」
としきりに心配していましたが、
さらに数日後、何も問題なくさなぎになりました。
ちなみにコイツは割り箸でサナギになってくれました。
よしよし。人の好意は受け取るものですよ!
ちなみにケースのフタ(黄緑)でさなぎになったやつは緑色でしたが、
割り箸でなったやつは茶色くなった。
しかもなったばかりのときは緑だったのに、気づくと茶色になっていた。
幼虫はみんな緑なのに、さなぎは周りの色に似せるようにできてるんだろうか?
すげー!
そこから1~2週間で最初にさなぎになったやつが羽化。
羽化のシーン見たかったのに、
朝起きたらケースの中にチョウがいた。
長くケースに閉じ込めておくのはかわいそうなので、すぐに秋の空へ離してやりました。
「元気な卵産んでね!」
と娘。メスか知らないけど。
長くなってきたので続きます。