昨年のこと。
台湾の蘭嶼島という秘境に旅行に行きました。
(日本語ではランショ、中国語ではランユーと読みます。)
7つある台湾の離島のうちの一つで最南端のもので、
台湾の離島の中では一番行きにくいのではないでしょうか。
ここにはタオ族という原住民が住んでいて、
泳ぎがとてもうまく、漁や観光業で生計を立てているそう。
本島から離れていて海の汚染も少なく水が澄んでいて、
シュノーケリングなどをすると魚がたくさん見られます。
・・・が、うちの子たちは魚よりも民宿の壁を這い回る
ヤモリや小さいクワガタや、
あとなんか緑色に光るキレイなカメムシとか、
夜になるとそこら中に出てくるカエルに夢中でしたけどね・・・
ま、もういいんです。母は慣れました。
で、この蘭嶼島の岬に絶好の夕日スポットがあったので
日没を見に行ったときのこと。
だんだん空の色がきれいになってきて、
そろそろかな~というころに娘が見つけたものがコイツ。

バッタ。
ショウリョウバッタ系の何かでした。
そしてそこから始まる姉弟バッタ捕りレース。
いやあのさ、バッタなんて町の公園にだっているじゃん?
ねえ?今じゃなくてもいいんじゃないのかな?ねえ?
と母が止めるのも聞かずに白熱する二人。
捕まえるたびに
「証拠写真撮って!」
と母のところに持ってくる。
娘の二匹目!でかっ!!

娘三匹目!
息子三匹目!小さいうえにボケてる!!
息子④!またボケた!
娘⑥!
息子⑤!
娘⑦!
息子⑥⑦連続捕獲で追いつく!
いやホントにいるなぁ。捕り放題。
10分足らずで合計14匹捕まえました。
ここで暗くなってきて見つかりにくくなったので試合終了。
しかもきっちり引き分けたのでその後の姉弟ケンカもなし!というすばらしい結果だった。
後に娘に
「あの時何匹捕まえたんだっけ?」
と聞いてみると、
「37匹!」
とめっちゃ増えていた。
いや気分的にはそれぐらいだったけれども。
一匹ずつ写真撮ってたんだから14匹で合ってるしょうたぶん。
・・・あれ、夕日は?!










