中学生のわが娘から聞く起立性の実態と楽にするための娘の対処方法 | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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おはようございます。

よもぎ庵鍼灸師の平沼公代です。

 

 

子供と学校。

起立性調節障害のこと書いています。

 

スタート→ 子供が学校に行けない、その時どう考えますか? 

 

 

さて、今回は
わたしの娘ちゃんが
リアルに起立性調節障害であるので
 
その実態を書いてみたいと思います。
 
 
わたしも今回
娘から体調を色々細かく聞いて
 
改めて、なるほど~と思うことが
たくさんありました。
 
 
しかし
うちの娘ちゃんは
私に治療人として
学ばせてくれようとしているのか
いろんな予期せぬ症状を呈してくれます。
 
 
アトピーもそうだったし
この起立性も。
 
子供の病って本当に学びになります。
 

 

娘の起立性症状

 

さて。
何から書こうかな。
 
あ、その前に
もちろん、うちの娘のケースです。
起立性の子が呈する症状が
うちと同じとは限りません。
 
で。
 
先に結論めいたことを書くなら
 
起立性調節障害は
 
 
シンプルにからだの不調だけで
済ませられたら
 
 
それなりにやり過ごせる。
対処の術も身に付けていける。
 
 
でも、メンタルが絡む!
それによっても病状が大きく変わる。
 
そこは思春期という
不安定な時期であることと
 
もうひとつ、人生のなかで
 
もっとも特殊な環境下の時代。
学校という場に通うのが
日々のメインであるという年代。
ほかの選択肢が許されないような圧のある時代。
 
この圧力がゆえ、かなと。
 
 
娘ちゃんの話。
 
娘は小学6年生の時から
体調が悪くなりました。
 
 
当時、朝が起きられなくなり
でも何とか起こせば
起きてきてご飯も食べる。
 
そのまますんなり
家を出ればまだ間に合うはずなのに
なかなか家を出ない。
行き渋っている様子。
 
そうして
車で送っていくことも何度もありました。
この間の私の葛藤もいろいろありましたよ。
 
なんせ、私
the、体育会系育ちですから。
 
今思えば
昭和時代ということもありますが
さらに特殊だったかもしれません。
 
私は小学生から大学まで
バスケをしていました。バスケ
 
小学、中学も高校も公立高校なので
私立校ではないし
ごく普通の部活生活のはずですが。
 
でも、福岡ってバスケも
ある程度強いんですよね。
 
そしたら、小学校も中学も高校も
顧問が元バスケの国体選手という経歴で

しかも体育教師だったんですよ。

 

そこまで揃うのはなかなか

ないことかも。

 

バスケの始まりは

小学5年生の時

赴任してきたばかりの担任が日体大出身で

 

自らバスケット同好会を作り

担任の呼び掛けに応じて

クラスの子たちと一緒に

ミニバスに入ったという流れでした。

 

 
だから、めっちゃど根性の
スポーツ世界育ちですよ。炎
精神論もめちゃめちゃ言われました!
 
 
ハングリー精神が足りない!
最後まであきらめるな!
ボールを追え!
下手な奴が声も出さずにどうする!
やる気はあるのか!
そんなことならやめてしまえ!ムキー
 
 
いえ、やめません!驚き
 
 
そんな世界です。
 
えっと、何の話かな(笑)
そうそう、起立性。
 
そういう私が子育てをする。
 
甘えるな!
気持ちが足りない!
本気が見えない!
 
というような
内なる声を心にしまい込み。
 
娘ちゃんの卒業式も
その当日、なかなか行かない。
 
遅刻か?
行かないのか?
 
黙って声をかけ
朝、学校まで送りましたよ。
 
そんな娘がですね
中学に入って
 
とりあえず遅れることなく
学校にちゃんと歩いて行っています。
 
車で送っていったことも
ゼロではないけど
今のところ少ないです。
 
 
小学校の時は
毎日、今日は行くか?送ることになるか?
と不安定でしたからね。
 
それで
割と安定して行けているので
娘に聞いたのです
 
真顔『もうめまいとかしてないと?』と。
 
 
にっこり『いや、毎日、してるよ。
だいたいいつも してるよ。』と娘ちゃん。
 
 
そうだったのね、と。
 
じゃあいつも変わらず
めまいがしているのに
 
朝学校に行けるかいけないか
小学校の時と何が違うのか?
 
本人に聞くと
 
にっこりうーんなんやろ
なんか違うとよ。
 
とのことでしたが。
まあ、全てを言語化はできないですよね。
 
 
こういった話を聞いて
また娘の様子を見比べて
私が思うこと。
 
 
単純に症状だけがある場合
症状の対処のみで
なんとかやり過ごせる。
 
娘でいうと、めまい。
 
 
めまいだけだと
何とかやり過ごしていける。
 
また、症状をおちつかせる術も
自分の中で身につけている。
 
 
悪化する要因や軽減する要因をみつめ
対処法を自ら体得しているんですよ。
 
 
でも、一方、そこに心理的な要素が加わると
 
めまいプラス
学校に行きたくない重い気持ちがある。
 
 
娘の小学生時代で言うと
友人関係、居場所とかですね。
 
 当時の様子↓


いわゆる
気が重くなる要因があると
症状も重くなり
体が言うこと聞かない。
 
そうなるようです。
さすが自律神経 絡み、ですね。
 
 
中学に上がる前の春休みは
 
『新しい環境で
全く新しい友達が早くほしい。』
 
と、よくいっていました。
 
 
そして実際、今は
好きな部活に取り組む。
 
新しい友達とあっさり仲良く
楽しく過ごすクラス。
 
そういう感じです。
それがよかったんでしょうね。
 
 
また、小学校で学んだからか
 
クラスで固有の友達と
常にべったりという過ごし方ではなく
みんなと仲良く
賑やかに過ごしているようです。
 
 
自然教室や体育祭などの
係や委員などもよくしていて
 
 
昼休みや放課後には委員会で
クラスや学年を越えて交流がある
 
そういう過ごし方をしています。
 
 
それから、先ほど書いた
体調の悪化、改善の対処方法を
自分で身につけているといいましたが
 
どういうことかというと。
 
 
 
まず娘の体調の基本は
ずっとめまいが起きています。
肩こりもひどいようです。
 
 
ただ、よくよく聞くと
いつも起きているのは
 

目の前が揺れるようなめまいではなく

頭重感。

 
 
頭が重く
ぐわんぐわんしているとのこと。
 
娘いわく。
 
にっこり特に朝が
もうめっちゃヤバイもん!』と。
 
朝目を覚ました時から
頭が重く
 
立ち上がったときぐわんぐわんが
もっとも強い。
 
それでも起きてごはん食べたり
飲み物飲んだりすると
少し楽になる。
 
でもダルくきついまま。
 
だけどその状態でも学校に行くと
その内落ち着いてくるとのこと。
 
学校行く方が
体調良くなってくるもん、と。
 
 
逆に休みの日
学校にもいかず
部活などもなにもない日。
 
 
朝の不調をずっと引きずっていて
収まるきっかけもなく
 
夕方以降からようやくマシになり
 
夕飯を食べた頃にだいぶん落ち着き
入浴後が一番スッキリすると。
 
 
そう言うのが常の状態。
 
加えて。
 
車に乗ると
すぐに車に酔う。
めまいも実際に目の前が揺れてくる。
頭痛を伴い出す。
 
また、先ほどの休日のように
朝から長くじっとしていると
めまいも強くなる。
 
頭重から、実際に揺れるめまい
次第に頭痛が起きてくるとも。
 
 
じっとしている時間が長いと
めまいが強くなるという点では
授業は?と聞くと
 
 
授業は
周囲と話す時間があったり
おしゃべりしたり(笑)
何かしら動きがあるから
ひどいめまいや頭痛までなることは少ないと。
 
紛らわせているようです。
 
ということは
ただじっと座って聞くだけの授業だと
つらいかもしれませんね。
 
 
今年になってからは
頭痛がひどくなりそうになると
鍼をしてほしいといわれます。
月に1回くらいの頻度かなぁ。
 
 中学生になってからは
刺す針もするようになりました。
(刺さないタイプもある)

鍼をすると頭痛はすぐに収まりますし
肩凝りもスッキリするようですが
一回でその後めまいが
完全に止まることはないようです。
 
ちなみに、針頼みになってほしくないので
針を刺すのは最小限度の刺激にとどめ
最大4ツボしか刺しません。
 
 
頭痛の他の特徴としては
いわゆる気象病と同じような感じで
頭痛と気圧が連動しています。
 
 
雨が降りそうで
気圧が下がってきたときは頭痛。
 
気圧の変動が激しい台風の時はつらい。と。

 

 

娘の対処法

 

今度は逆に
対処法として娘がしていること。
 
 
休みの日に
家でずっとダラダラ過ごしていて
 
だんだんめまいがひどくなってきたり
頭痛がしてきたりすると
 
 
そうなると気分転換に
外に出て歩く方がいいらしいんです。
 
 
うちは歩いて15分くらいのところに
ダイソーがあるんですが
 

休みの日の昼過ぎから夕方に
よくダイソーに行くなぁと思っていたら
そういう理由だったんですよね。
 
ちなみにダイソーには
コスメグッズとかを
買いに行っているようです。くちびる
 
 
 
また、運動するとスッキリしてきて
めまいがしなくなる、と言います。
 
それを聞いて
 
ああ、交感神経が上がるし
血液循環も良くなるんだな、と思ったのですが
 

 

でも、運動をする前は
ずっとめまいしているんでしょ?
身体もきついんでしょ?
 
そしたら
運動をしようという気に
ならないんじゃない?
尋ねたんです。
 
 
すると
にっこりうん、運動前はめまいしていて
だるくてきついなぁって思うけど
 
運動し始めたら
そのうち、楽になるもん。
だから運動する方がいいもんね。』と。
 
 
なるほど~。
 
この話からすると
 
運動が好きで
一緒に運動する仲間が好きで
そして運動をすると体も楽になる
 
これがあるから
運動前に体がきつくても
運動をしたいと思える。
 
でも、逆に
運動が好き、仲間が好きというのがなければ
身体がつらい状況だと
運動をしようという気力が
きっと起きないでしょうね。
 
 
ここが大きいですよね。
 
 
 
また
お風呂に入る時間。
 
皆、順番にお風呂済ませちゃって~!と
私は思っていて
 
さあ、次は娘ちゃんよ!
お風呂入って!
はやくー。
 
っていつも言っていたんです。

冬場なんかとくにね。
お湯が冷めちゃわないうちに。
 
 
でも、なかなかお風呂に入らない。
キー!!となってたこともありました、私。
 
でも今回聞いてみたら
 
お風呂に入った後は
スッキリしてきて
めまいも治まるとのこと。
 
娘が言うには
一番スッキリするのは入浴後だと。
 
だから寝る直前に
お風呂に入ってから寝る方が

眠りやすいと。

 

 
そういうことだったんですね。
 
知らなかった・・・。
 
わたし、肩凝りとか偏頭痛とか
そういうの本当に一切なくて。
わかってなかったなーと。


そんなこんなで
娘なりに
対処方法を身に付けていたようです。
 
私、なにも知らなかったなー。悲しい悲しい
 
 
それで思うのが
 
天気での頭痛などの話を聞くと
大人の患者さんたちと
おなじなんですよね。
 
だから成長期が故の
不安定さ。
 
そして学校という場
学校に通うのが当然という
常識、圧力の時代ということが
 
メンタル的な要素を加えやすくしていて
症状の悪化に影響しているな、と
おもいました。  
 
 
小6のとき
保健室の先生に
娘の起立性のことを話しにいったとき
 
お母さん『今、本当に多いですから。
無理しないように
ゆっくりペースでよいですよ。
 
その後、数ヵ月たって
あるいは中学生になって
元気に部活して
 
何事もなく元気になっていく子も
たくさんいますから。
 
あのときの、なんだったんだろうって
振り返って話したりして。』
 
 
という話もされていました。
 
 
だから
起立性を発症しながら
その症状と付き合いつつ
 
時に薬も使いつつ
学校にうまく休みを取り入れつつ
 

登校している子もいるし


一方で

不登校になってしまう子もいる。
 
起立性だからといって
みんながみんな不登校ではない。
 
そういった様相をもつ
起立性の子供にたいして
 
 
もっとも重要な側面といわれる
親の対応、向き合い方について。
親の価値観について。
 

もっと広く
大人たちの価値観
社会の価値観について。
 
ここを最後に書きたいと思います。

ようやくここまで来た!
書くのもあと2回くらいかな~
 
では!


 

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