~夏に注意すべき心身の不調~ | 習慣!健康スタイル(R)

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きのこ工房(R)
朝倉健康栄養研究所

梅雨入りシーズンが近づいてくるとともに天気の移り変わりが激しい日が続いています。
近年、梅雨に変化が見られ、雨のピークは7月上旬にずれ込んでいるとのことです。
また、今年の梅雨から盛夏の天候は、エルニーニョ現象からラニーニャ現象に移行し、猛暑となる予報・・・(−_−;)アツイ
 
エルニーニョ現象
太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象。

 

ラニーニャ現象
エルニーニョ現象とは逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。

 

 

エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。
 
気象は私たちの心身の状態と密接な関係があり、あらかじめの用心するに越したことはありません。そこで今回は6月から年間で暑さが最高に達する8月までに注意すべき体の不調についてまとめました。
 
☆6月
気分の落ち込み:最近は「5月病」より「6月病」を訴える人が増加中
気象病・天気痛:気圧の急変が自律神経を乱し、めまい、頭痛、古傷、関節の痛みを誘発
花粉症:イネによる花粉症
 
☆6月~8月
熱中症:毎年、大災害並みの患者数。水分・ミネラル分などの補給と高温に用心
紫外線:シミ・シワ・たるみ・脱毛のみならず皮膚がん、失明に至る眼病の原因
金属アレルギー:発汗の多い季節。腕時計、ピアスなどによる金属アレルギーが多発
皮膚疾患:虫刺されや白癬菌によるインキンタムシ・水虫。予防法・治療法を間違わずに
 
☆7月
夏太り:体力が落ち食欲がないのに体重が増える!?
脳卒中(脳梗塞):ドロドロ血液が招く脳梗塞。睡眠時と起床後2時間以内が特に多い
感染症:ウイルスや細菌による食中毒、プール熱、手足口病、咽頭炎など
 
☆8月
夏バテ:猛暑と冷房の効き過ぎの繰り返しで体力はさらに消耗
睡眠不足:寝苦しさと生活リズムの乱れによる睡眠不足。病気のほか事故などの原因にも
レジャーにおける危険:遭難対策は無論、天候の急変、虫刺され、有毒動植物に要注意