蚯蚓出(みみずいずる) | 習慣!健康スタイル(R)

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アイ・エム・ビー株式会社
きのこ工房(R)
朝倉健康栄養研究所

今日5月10日は、七十二候の「蚯蚓出(みみずいずる)」です。
 
「みみず(ミミズ)」と聞くと少しおどろおどろしく感じる方もいらっしゃると思いますが、英語ではearthworm:アースワーム(地球の虫)、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは「大地の腸」と言い表しました。
 
また、進化論で有名な自然科学者チャールズ・ダーウィンは生涯をかけてミミズを研究し、著書『ミミズと土』の中で「人間が耕すよりも前からミミズによって土は掘り返されてきた。このちっぽけな生き物が、世界の中でどんな生き物よりも重要な役割を果たしている」と記しています。
 
このように、古くからミミズが土づくりに果たす大きな役割が知られていました。
 
昨今、世界的に高まるSDGsの声。
「SDGs=持続可能な開発目標」とされていますが、最もわかりやすいひとつの例は、弊社アイ・エム・ビーで創業以来、掲げている「有機循環システム」ではないかと思います。
 
 ~有機循環システムの概要~
① 農林産副産物からキノコを栽培する
② キノコを収穫したあとの培地を処理する(廃培地や廃菌床と呼ぶ)
③ あとの廃培地を堆肥化する
④ 堆肥は野菜や果物づくりの土壌となる
 

 

 

 

私たちが行っている「有機循環システム」では、さまざまな菌類やミミズなどの生物が大活躍しています。
 
これからの季節、地中・地表をミミズが這いまわり、田んぼや畔ではカエルが飛び跳ねます。雨の後にはタケノコやキノコがひょっこりと(^^)/
生きとし生けるものの息づかいを感じながら、毎日を大切に過ごしたいものですね。