Vol.6 転載:「下積み時代」は本当に必要か、あるいは、本当にあるのか? | ASAKATSU2020~朝活~

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こんばんわ、鈴木大介です!
本日は勝間和代さんのメルマガの転載です。
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「下積み時代」は本当に必要か、あるいは、本当にあるのか?
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こんにちは、勝間和代です。

今日は、長年、つらつらと感じていたことをまとめてみます。題して
「下積み時代」
の考察です。

実は、多くのタレント的な職業で「デビュー後に下積み時代が必要」というのはウソだし、逆に、下積みが長いと、たまたま浮かんでも、その後は大成しないのではないかという疑いを持っています。

エンジン01で「武士の家計簿」を表した磯田道史さんとお話しをしていたのですが、彼は研究者としての下積み時代はありますが、作家としてはゼロです。第1作から大ヒット、そもそも、あまりのそのすばらしい知識を複数の編集者から見込まれて、口説かれて研究者から作家に転身しました。

宝塚で、黒木瞳さんは入ったときから、ほぼトップの座になると思われていました。その理由は何ですか、と聞いたら
「声が特別良かったから」
だそうです。

歌手の広瀬香美さんも、もちろん、歌の訓練をしていた時代はありますが、曲自体はデビューアルバム、そして、デビュー作から大ヒットしています。

私も、「ムギ」名義のデビュー作はともかくとして(笑)、2007年1月に独立して、その年の春からすぐに、書いた複数の著書がまだ、私の名前がまったく知られていない頃からも、おかげさまでずいぶんと売れました。なので、著者としては下積みをほとんどしていません。

で、何が特徴かというと、こういった事例を集めてくると

磯田さん-研究職何十年と豊富な古文書の知識に蔵書
黒木瞳さん-天性の他人がまねできない声と美しさ
広瀬香美さん-天性の他人がまねできない声と歌唱力
勝間-コンサルティングや金融でのビジネス知識と、ひたすらそれを人に伝えるという職業訓練

ということで、売れる物のコアのトレーニングは実は、売れる前にほぼ終わっているか、そもそも天性で持っているものであり、それをたまたま

「市場デビュー」

という形で見いだされるわけです。

つまり、何がいいたいかというと、そもそもの地盤のトレーニング、下積みは絶対に必要です。しかし、それは市場に出てからの下積みではない、ということなのです。

ゴルフがうまくない人が、いくら適切な練習せずにラウンド回っても、スコアはなかなか縮まないのですが、たとえば先日、石毛さんと回らせていただきましたが、野球のスキルをそのまま生かして、ほとんどゴルフを練習していないとご本人はいいながら、すばらしいスコアでした。

なので、土台を作るような下積みは必要ですが、土台となるタレントもないのに、ひたすら市場デビューをして下手なゴルフをプレイするようなものは、意味がないのではないかとふと、思うわけです。

私は、今でも毎日、とんでもない数で本を読み、人に会って、考え事を続けています。あるいは、毎日、こうして欠かさず何かを書くことにしています。それが必要なトレーニングであって、決して、講演をひたすらこなしたり、雑誌に出まくることではないような気がするのです。

もちろん、下積みで成功した、という人もたくさんいるかもしれません。そういうタイプの違い、もう少し観察していきたいと思います。

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勝間和代オフィシャルメールマガジン
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いかがでしたでしょうか?

「売れる物のコアのトレーニングは実は、売れる前にほぼ終わっているか、そもそも天性で持っているもの」

この言葉を聞いてなんつっ亭というらーめん屋の店主が言っていた言葉を思い出しました。

「最近の若いらーめん屋は下積みが少ない。自分の店を持つなら10年は修行をするべきだ。」

1年で潰れてしまう人・会社
10年続く人・会社

その大きな違いとなる一つの要因を今日改めて実感しました。

皆さんはどう思われたでしょうか?
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