一般的な生活を送っている人では、全体の筋肉の３０％ほどしか使用しないと言われています。これは、太っていても痩せていても、男性でも女性でも変わりません。
では、スポーツをされている人は？
それはスポーツによって異なります。なぜなら、その競技によって使う筋肉が限られてくるので。
いちばん全身の筋肉を、バランス良く使用しているのは、数学的な観点から考えると、ライフセーバーとダンサーだと思われます。ただし、この人達でも全身の筋肉の７０～７５％の筋肉使用量でしょう。では、１００％使うとしたらどうしたら良いのか？使っていない筋肉を、ウェイトトレーニングやマシントレーニングで補うのが最も良いのです。
ちなみにスポーツのなかで、いちばん使用していないのは何か？
これも数学的に考えると、柔道もしくは相撲だと考えられます。柔道や相撲で、だいたい全身の筋肉の４０％の筋肉使用量だと考えられます。ただし、様々な競技を鑑みた時に、これらの競技に関しては、他では使わないような筋肉を効率良く使用しているので、もっと使用している感がありますが、それほどの筋肉を使用していないことは否めません。しかし、朝青龍などの動きの良い力士をモルモットとして見た場合、細かい筋肉などを使用しているように見えます。その場合、おそらくそれでも５０％くらいではないでしょうか。
また、柔道や相撲などだと大きなケガ（半月板損傷など）により、長期治療をよぎなくされる場合を良く見かけます。おそらく、そういう場合、マッサージなどでの治療を選ぶのでしょうが、それは大きな間違いです！マッケンジー法などと併用しながら、そのケガをした周辺の細かい筋肉を鍛えることによって、そのケガの部分を補うことによって、運動能力を落とすことなく、効率アップすることが出来るからです。
ちなみに宅配便のドライバーの方々などを数学的な観点から考えると、全身の筋肉の４５～５０％の筋肉使用量でしょう。
【今日の一言】
せっかくある筋肉を、使用しないのはもったいない！