さる1月20日(土)~21日(日)に開催された2023年度ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会。
YouTubeでライブ配信されていたので、自宅でじっくりと観戦した。
印象に残ったのは、ジャッジメントの厳しさか。
特に2023年より新ルールとして採用された「バーベルシャフトが胸に着いた状態で、肩峰(両肩上部中央)よりも肘の下部の位置が同じか、下がっていなければならない」というもの。
これに抵触した(と思われる)選手たちに、ファウルの判定が連発された。
動画で観るのと、審判席から見るのとでは、違うのかも知れないが、相当に厳しい判定だったように思う。
おそらく今後は、この判定の厳しさが都道府県大会や地方ブロック大会にも波及するのではあるまいか。
俺自身、昨年出場した近畿ベンチプレス選手権では、これまでどおりのフォームで問題なく成功試技の判定を頂けたが、今後も大丈夫だという保証など、どこにもない。
今後も選手としてやっていゆくのであれば、より一層、このルールに合わせたベンチプレスをしなければなるまい。
肘の位置を下げる方法は、たった2つしかない。
その1。
ブリッジを組まず、胸の位置を低くする。
その2。
グリップ幅を狭くして、肘の角度を鋭角に近づける。
以上だ。
俺の場合、ブリッジを組まないと全身の連動性が使えず、著しく挙上重量が落ちてしまうので、「その1」の方法は使えない。
ならば「その2」である、グリップ幅を狭めたベンチプレスを実践するしかないだろう。
ということで、今後は81cmラインに小指が掛かるていどのナローグリップでベンチプレスを実践してゆくこととする。
さあ、そうやってベンチプレスの公式試合への執念を燃やし続ける男の、今週も今週とて今週のトレ!
まとめてアップ・ロード!
1月21日(日)
【ベンチプレスの日】
ベンチプレス
60kg*6
60kg*6
60kg*6
80kg*6
100kg*3
120kg*1
140kg*1
150kg*1
152.5kg*1
140kg*2
140kg*2
140kg*2(以上、試合フォーム止め挙げ)
125kg*3
125kg*3(以上、足上げナロー止め挙げ)
この日はまだ、手幅81cmのレギュラー・グリップでのベンチプレス。
尻ベタ付け&胸止め有りの試合ルール1発挙げではMAX152.5kgまで成功だ。
1月22日(月)
【ベンチプレス以外の日】
スクワット
60kg*20
ワイドグリップチンニング
自重*13
サイドレイズ
15kg×2*14 → 10kg×2*6
コンセントレーションカール
右 10kg*10
左 10kg*10
右 27.5kg*7
左 27.5kg*7
右 20kg*5
左 20kg*5
右 15kg*9
左 15kg*9
シーテッドバーベルカール(トップサイド)
27kg*11
27kg*7
クランチ
30
いつもの月曜メニュー。相変わらずの少セットにて。
1月24日(水)
【ベンチプレスの日】
ベンチプレス
60kg*6
60kg*6
60kg*6
80kg*6
100kg*3
120kg*3
125kg*3
130kg*3
135kg*3(以上、ナローグリップ止め挙げ)
110kg*4(以上、足上げ40cmナローグリップ止め挙げ)
この日は、現状においてナローグリップベンチ(81cmラインに小指が掛かるくらい)で、どのくらい挙がるのかを検証。
結果、135kgで3repsが一杯いっぱいかな。まずは、この辺りの重量でセットを組むようなメニューを構成してゆこう。
ついでに、さらに手幅を40cmほどに狭め、しかも足上げフォームでのベンチプレスにチャレンジ。
結果、110kgで4reps。
三角筋前部と上腕三頭筋の強化に導入しようと思ったのだが、さすがにこの手幅だと関節への負荷が大きいな。
1月26日(金)
【ベンチプレスの日】
ベンチプレス
60kg*6
60kg*6
60kg*6
80kg*6
100kg*6
120kg*1
140kg*1
150kg*1
155kg*1
160kg*0(以上、ナローグリップ尻上げ止めナシ)
ナローグリップでの出力を上げるため、尻を浮かせてでも高重量に挑むメニューだ。
辛うじて155kgは挙げられたものの、160kgで潰れ。
これまでに取り組んだことのないメニューなので、自身でも好不調が判らない。
ただ、ココがスタート地点なので、今後どれほど出力を上げてゆけるかが肝となる。