暖かかった昨年12月とは打って変わって、年が明けると真冬らしく寒さ厳しい季節に。
寒いときはラーメンに限りますな。
ということで、2024年1月分のラーメン・レポ、いってみよう!
1月2日(火)。
今年初ラーメンを頂きに、愛馬ハーレー・ダビッドソン「キング号」に跨がりレッツゴー!
さすがに正月三が日は休んでいるラーメン屋さんが多いのでは、ということで、おそらく開いているであろうパチンコ屋さん併設のラーメン屋さんをチョイスだ(俺自身はパチンコはやらないけれど)。
「ラーメン大勝」(堺市西区鳳北町9-47 パチンコヴェルデ内)。「たいしょう」ではなく「だいかつ」と読むようで、中々に縁起の良い店名だ。
JR阪和線「津久野」駅から南西へ約600m、府道28号線東向き車線沿いに立地。初訪である。
パチ屋さんなので駐車場はもちろん、大型二輪も楽々停められる広い駐輪場も完備だ。
店舗入口横の券売機で「こく旨チャーシュー麺」(1,100円)を選択し入店。
ほとんど待つことなくラーメン登場!
真っ白いスープに、中ぶりのチャーシューが6枚、煮玉子半個、メンマ、モヤシ、刻みネギが載る。
麺はモッチリした中太タマゴ麺。スープはライト豚骨。
このスープにこの麺は合わないんじゃないかと思う。
スープは豚骨ベースでありながらクセのないライトなタイプで、万人に受け容れられるような味となっている。
パチンコの合間にも、きっとスルスルと手軽に頂ける1杯だ。
店名にあやかって、今年はあらゆる場面で大勝できるとイイな。
【今年のラーメン 1杯目 ☆3.0】
1月6日(土)。
曇天模様の空の下、この日も愛馬「キング号」を駆り出し、ラーメン屋さんへGO!
「富田林 わっしょい」(大阪府富田林市昭和町1-4-7)。大阪市生野区に本店を置く「麺屋わっしょい」グループの新店舗だ。
近鉄長野線「富田林」駅から西へ約400mほど、国道170号線北向き車線沿いに立地。駐車場完備で使い勝手は非常に良し。
前月にオープンしたばかりなので、むろん初訪ナリ。
入店し、「男の根性黒醤油 煮玉子のせ」(1,050円)を「大盛」(+0円)に、さらに「チャーシュー盛」(260円)をトッピングして注文だ。
しばしの待ちの後、ラーメン登場!
小さめの丼に、無理やり大盛ラーメンを入れているので、今にも溢れそう。 豚バラ肉、炒めたキャベツにモヤシ、煮玉子、有料トッピングのチャーシューなどに隠れて麺が見えないほどだ。
具を倒壊させないよう気を遣いつつ引っ張り出した麺は太ストレートで、モチモチの食感。
スープは鶏ガラベースの濃口醤油に油分を持たせ、しかもニンニクを相当に効かせているので、ガツンとした味わいとなっている。
具の野菜は特に増量したわけでもないのだが結構な量で、食べ応えがある。有料トッピングのチャーシューは少し厚めで、これが4枚も入って+260円ならば中々にお得なのでは。
ここ「富田林わっしょい」を含む「わっしょいグループ」は「男のラーメン」を名乗っているが、まさに男っぽい荒々しさに満ちたラーメンである。
【今年のラーメン 2杯目 ☆3.5】
1月13日(土)。
本年初の他府県ラーメン食べ歩きへGO! もちろん旅の相棒は、愛馬「キング号」だ。
「麺屋ひしお」(和歌山市卜半町45)。南海本線「和歌山市」駅から南東へ約500m、国道26号線南向き車線沿いに立地している。駐車場はナシ。
なんと約10年ぶり、2度目の訪問である。
もっともスタンダードなメニューであろうと思われる「紀州湯浅吟醸醤油ラーメン」(814円)に「煮玉子」(132円)をトッピングして注文だ。
ラーメン登場!
大判のチャーシューに穂先メンマ、モヤシ、刻みネギ、そして有料トッピングの煮玉子を搭載している。
ラーメンをサーブする際に、店員さんが醤油をスプレーでシュッと掛けて香りを付ける演出は10年前と変わらない。
少し縮れた中細面はムギュッとしたコシの強さ。
スープはおそらく豚ベース。 少しカエシの醤油味が弱いかな。もう少し醤油を前面に押し出しても良いのでは。
この「麺屋 ひしお」、この地においていわゆる和歌山ラーメンではなく、本格の醤油ラーメンを売りにしている珍しいお店である。
【今年のラーメン 3杯目 ☆3.5】
1月14日(日)。
我が愛車「HONDAくん」のオイル交換をカー用品店で済ませた後、少し早めの昼食を。
「ラーメン横綱 堺店」(堺市北区長曾根町2218-1)。南海高野線「百舌鳥八幡」駅から北へ約700mほど、府道2号線(大阪中央環状線)西向き車線沿いに立地。駐車場を備えており、使い勝手は非常に良い。
カウンター席に着き「チャーシューメン 並」(850円)を注文だ。
ほとんど待たされることなく、ラーメン到着!
麺は加水率の低いストレート。スープはライトな豚骨醤油。
具は薄手のチャーシューが6枚にチャーシューのヘタが数片、メンマ、刻みネギという構成。
卓上にはラーメンのタレ、コショウ、ニントン(にんにく唐辛子)などの味変グッズが揃う。
ラーメンを注文すると、容器ごと提供される刻みネギは入れ放題となっており、これはじつに嬉しいサービス。
「ラーメン横綱」、関西を中心にチェーン展開しており、創業はなんと50年を超えるという。長い間お客に愛され続けている味は、安定のおいしさだ。
【今年のラーメン 4杯目 ☆3.0】
1月27日(土)。
この日は愛馬「キング号」でぶらりと駆け出し、京都に。
せっかくなので某有名店でラーメンでも、と思ったのだが、あまりの行列に断念。
だが第一候補のお店がダメでも大丈夫。京都駅ビルには、全国各地の名店といわれるラーメン屋さんを集めた、「拉麵小路」なる食のテーマパークが存在するので、そちらへGO!
数あるお店の中で、「麺や 虎鉄」(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都駅ビル10F)を選択してみた。
この「虎鉄」、北海道内では札幌市を中心に18店舗を構える味噌ラーメンと唐揚げ(ザンギ)が人気の有名店らしい。
入口横の券売機にて「特製肉盛り海老味噌 豚ザンギver.」(1,380円)を注文だ。
カウンター席に着き、しばしの待ちの後、ラーメン登場!
チャーシュー、味玉、甘エビ唐揚げ、小エビを粉砕したふりかけ、キクラゲ、海苔、ワカメ、糸唐辛子、刻みネギ、そして全長20cm以上はあろうかという豚バラの唐揚げ(ザンギ)が盛られた、もはやラーメンなのか何なのか解らない一品が供された。
隣の席に座っていた中国人家族の若いお父さんが、俺のラーメンを見て「うわお!」とビックリしていた。
中太の縮れ麺は弾力に富んでおり、中々に秀逸だ。
スープは濃厚な味噌味で、中華鍋でしっかりと火を通されていた。海老の風味が強烈なので判りにくいけれど、ベースはおそらく豚骨だろう。
このコッテリしたスープに、たっぷりハイカロリーな具材が合わさり、食べ進めるうちに胃にダメージが蓄積されてゆく。
さすがに50歳代のオッサンにはキツいが、おそらく10年前なら、きっとこのヘヴィなラーメンに歓喜したであろう。
ちなみに今回、京都にまで出掛けたのは、本当は大阪府門真市のラーメン屋を目指していたら、そこを遥か通り過ぎてしまった末に辿り着いてしまったという情けない事情からなのだけれど、それはココだけの話にしておくとしよう。
【今年のラーメン 5杯目 ☆3.5】
なお、記事の内容におけるラーメンに対する感想や評価などは訪問当時における、あくまでも俺個人の嗜好に基づくものであり、お店や商品の価値を決めつけるものではないことを付け加えておきます。
さあ、次はどこへ行こうかな!