舟木一夫 映画ポスター展 哀愁の夜 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

1966年3月27日 日活

 

 

弁護士志望の木場正彦は、ある深夜ハイウェイをもの凄いスピードで飛ばす車を助ける。ハンドルを握っていたのは、宇月美紗緒という女だった。美紗緒はお礼を言い、正彦を家まで送り届けようとしたとき、チンピラに車を囲まれる。しかし正彦の機転で美紗緒を逃がすことは出来たが、正彦はバーに連れていかれてしまう。そこでヤクザに痛めつけられる新聞社編集長・広瀬を見た正彦は、そのヤクザの顔を見て驚く。そのヤクザは小学生時代の同級生吉田一也であった。一也の友達と知って正彦はそのまま家に帰されるが、翌日の新聞に広瀬の死と犯人として一也が捕まったことを知る。一也の無実を信じて正彦は師である小島弁護士に協力を求め、事件の真相を探ることになる。ある日、小島弁護士の用事で宇月産業を訪ねると、そこに美紗緒がいた。実は美紗緒は宇月産業の令嬢だったのだ。惹かれあう二人だったが、美紗緒には既に親が決めたフィアンセがいた。広瀬殺しの事件を調査する正彦だが、そこには宇月産業、美紗緒をも巻き込んだ大きな陰謀が隠されていたのだった。