さすらいさんちの話 5/14 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

昨日は一日雨で、それも時々激しい雨になりました。

それでも、隣のURの建物の方からは、草刈り機の音がしています。雨の前に我が家の庭の草は、草刈り機で刈っておいたので、後は晴れたら搔き集めてから、除草剤を撒きます。

 

先日の草刈りの時に、不用意に半袖で外に出たので、草の中から飛び出して来た蚊に刺されました。普段は用心して、長袖に蚊取り線香を各所に点けたから始めるのですが、まだ時期的には大丈夫だと思ったの間違いでした。

 

元々蚊の多い家なのですが、やはり前回の雨上がりの水溜まりで蚊が繁殖していたようです。

蚊の大群に囲まれながら、「仕方ない。草刈りを終えたら、風呂に入ってムヒを付けよう」と思ったのですが、あるはずのムヒが見当たりません。

別の軟膏があったので付けましたが、殆ど効果が無く、今でも蚊に刺された跡が痒くてを掻いたものですから、大きな傷になってしまいました。

 

ムヒは、子供の頃から家にありました。

蚊に刺されると「ムヒ!ムヒ!」と叫びながらムヒを塗り込んだものです。

ムヒは、大正時代には作られていて、富山の配置薬に入っていたそうで、昭和の戦後に薬局でも売れるようになったそうです。

メーカーの名前も知らない薬の一つでしたが、池田模範堂だと知りました。

子供の頃は、「ムヒ」って変な名前だと思っていましたが、「唯一無比」「天下無比」が語源だそうです。

 

「ムヒ」「正露丸」「赤チン」「オキシフル」は子供の頃の常備薬で、今の様に綿棒やキズテープなどありませんから、脱脂綿や包帯などもありました。

蚊にはムヒ、腹痛歯痛には正露丸、擦り傷切り傷は、オキシフルに赤チン。ヨオチンだけは、シミて痛いので逃げました。(笑)