木挽哀歌 舟木一夫
1986年
木挽哀歌は昭和40年(1965年)に、火消し若衆のB面として発売されました。
デビュー3年目の1月です。
舟木さんが「絶唱」で歌われる「吉野木挽き唄」との関係性を感じていましたが、絶唱は翌年昭和昭和41年(1966年)8月ですから、この曲の時にはまだ、絶唱を意識した訳ではありません。
民謡「木挽き唄」は全国各地に存在します。「吉野木挽唄」は奈良県の民謡ですし、とくに有名なのは岩手民謡の「南部木挽き唄」かもしれません。
木材をノコギリで引く職人を「木挽き」と呼んで、ノコギリを引きながら歌ったのが木挽き唄です。
遠藤実先生の哀愁のある曲だと思っています。