舟木一夫映画 学園広場 その2 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

舟木さんの学生服姿や松原智恵子さんのセーラー服は良く似合っている。

高校は卒業したとはいえ、二人ともまだ10代の若さ。似合うのも当たり前かもしれない。どの場面でも二人が光って見えるのは、スターである証だろう。

 

学園広場には、珍しい人たちが映っていたりする。その方々を紹介していこう。

マチャキこと堺正章さん。

ご存じのようにコメディアンの堺駿二さんの息子さんで、子役として既に映画出演もしていあるが、大映映画「高校三年生」のも舟木さんと一緒に共演しているし、その後の映画でも共演している。

その後の大活躍は皆さん知る所だが、グループサウンドのスパーダースでも活躍した。歳も近く、当時から仲の良かった舟木さんとマチャアキ。

マチャアキが、偉大なコメディアンの父を越えれれないだろうと、歌の世界に行こうとした時に、舟木さんに相談されたらしい。そして舟木さんの一言「それはやめた方が良い」と。(笑)エンタテナーとしてもマチャキさんを認めていたからだった。

 

かまやつヒロシさん ムッシュかまやつさんも、この作品に出演している。

かなり老けた高校生だが、帽子をかぶった時と、がぶっていない時がある。見つけられるだろうか?

ミュージシャンながら1959年には既に東宝映画に出演していて、この作品で6本目になる。こうした映画に出る経緯は良く判らないが、ずいぶん歳を取った高校生だ、(笑)マチャキと同じくGSのスパーダースでも活躍した。

ちなみにクレジットの安川実は、後のミッキー安川さんだ。

 

岩谷肇 後の谷隼人のさんと言えばお判りだろう。TV映画「キーハンター」でご存じだろう。

TVドラマ「少年ケニア」に出演した後、日活ニューフェースになる。同期には山本陽子さん、この後紹介する西尾三枝子さんも同期である。

 

西尾三枝子さん

「花咲く乙女たち」ではヒロイン役、「高原のお嬢さん」でも共演。「美しい十代」でヒロインデビュー。昔からさすらいはファンで、友人のようにお付き合いしていたが、一昨年から所在がつかめないでいる。

谷隼人さん、山本陽子さんとは日活ニューフェースの同期。実は山本さんは応募規定よりも年上で、西尾さんは年下だったと聞いている。山本さんは同期と言っても、かなり年の離れたお姉さんだった訳だ。

 

この他に田代みどりさんや、市川好郎さんなど紹介したいところだが、割愛します。(笑)