こんばんわ
今日の関東地方は雨のち曇り。
思いのほか晴れ間が見えたりと、今日野外に遊びに行かれた方はラッキーでしたね。
僕の親戚一家ははるばる新潟県から千葉のホテルに泊まり、
今朝からディズニーシーに遊びに行っているみたいですw。
みなさんは、どこかへお出かけしましたか?
さて、今日は少し大胆なタッチで人物を描いた作品を紹介します。
かなり、渋い感じで気に入ってます。
肌色という言葉は現在、人種問題の観点から使わないという動きがあるみたいですね。
だからというわけではありませんが、この絵には肌色(うすだいだい色)は使っていません。
なんとなく固定概念で肌は肌色、唇は赤色、髪の毛は黒という感覚が僕たちにはありますが、
実在のモチーフに対して目を凝らしてよ~く観察するとあらゆる色彩がそこには隠されているという事に気づきます。
僕は油絵を描くようになるまで、そんな事を気にしたことがありませんでした。
しかし、実際のモチーフを注意深く見ていると少しずつその固定概念が崩れていく感覚を感じました。 面白いものです。
実際この絵で使っている色は、ブラウンやレッドですね。
よく見ると鼻の部分は真っ赤です笑 耳も真っ赤。 それに皮膚は茶色w。
まるで酔っぱらっている色です。本当にこんな男がいたら怖いかもしれません。
しかし、自由な色使いで顔を描くことで、より深みのある色彩を表現出来ました。
それは僕たちが相手の顔を見るとき、空を見上げるとき、雲を見るとき、あらゆる複雑な色彩を無意識のうちに認識しているからなのです。
自由な発想と、僕たちの常識・固定概念
対立するふたつの要素。
そのどちらか一つだけを選択することはナンセンスであって、その両方をバランス良く意識していく。
ハイブリット式とでも言いましょうか笑。
そうやって自分の可能性を広げていくということを油絵を通して学ぶことが出来ました。
シャツの柄はけっこう大変w。
と、まぁこんな感じです。これは練習作ですが。
明日からまた新しい一週間。
がんばりたい人も、がんばりたくない人も、
素敵な一週間にしましょう!
それでは!
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