脳の反応の違いが出ている | 武蔵野清澤塾 塾長のブログ

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先日お伺いした脳の研究者で、ドクターのお話によると、脳の反応パターンは、ハッキリ2つに分かれていると言って間違いが無いようです。

 

よく皆さんが感じられるのは、目前の問題即決解決型と経緯説明の解決型があると感じていらっしゃると思います。

 

例えば、男性に多いパターンは、目前の問題即決解決型で、共通するフレーズは、『わかったから、結論から先に言えよ』です。

 

これに対して、女性に多いパターンは、『これはね、こう言う理由があったからで、それはこのような状況であるからこうなった訳だから、こうする方がいいかもしれないわね。』みたいなフレーズです。

 

これは、千年単位の長い人類の歴史の中で、男性は狩猟に、女性は子育てに、と言う歴史があったからだそうで、それが私たちのDNAの中に記録されているため、2つのパターンになっていると説明されていました。

 

男性は狩猟に行くと、瞬時に判断をしなければならない場面が多いからです。それこそ動物に襲われそうな時、考える瞬間に行動に移さなければ、殺されてしまうのです。ですから、目前の問題即決解決型の反応でなければ、生死の問題になる為です。

 

女性は、子育てを中心とした生活にあって、子どもの具合が悪いと、熱を見るために額を触ったり、咳はしないか、呼吸は乱れていないか、……などとあれこれ観察をして、結論を出す習慣があるそうなのです。そして、これらが私たちに閉じ込められているのだそうです。

 

但し、現代では、女性の中にも男性のような反応する方もいます。それは、男性化しているわけではなく、仕事上そのような対応をしなければならない仕事や職位に就いている方には、目前の問題即決解決型の女性の方もいらっしゃり、その逆もあるのだそうです。

 

では、これを仕事に応用するならば、どうしたら良いのでしょうか?

 

特に上司には、目前の問題即決解決型の方が多いので、結論から話し、端的に報告することがよろしいようです。

 

逆に、部下に対して指示や報告を求めるときには、経緯や目的を説明し、順序立てて理解してもらう必要があるので、そのように話をする必要があります。特に新人や慣れない人には、どうしても詳しい説明が必要になりますよね。

 

こうすると、仕事の息がピッタリと合うのです。これを逆にしたら、『報告しろ』、『それはあのぉ〜、😥あれがこうで、😓😓こうなっていまして……😰😰😰』、『ああ、焦ったいなぁ……、もっと簡潔に説明しろよ😡😡😡』、『😥😰😱🥶』と言うドラマのような場面がリアルな世界で起きるのです。

 

どちらも人間です。感情と性格を持った生き物ですから、上手に対応する術を身につけて、賢く仕事をする方が良いのではないでしょうか?

 

では、また来週。