秩父観音霊場 一番から | 秩父曼荼羅小屋通信 ~峯龍の求道日記~

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修験道や武術などの修行を通じて、感じたことを気まぐれに記します。
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本日のスタートは秩父観音霊場一番札所と
なりました。
早朝から西武秩父駅に集合頂き、
路線バスにて一番札所へ。
皆様には秩父観音霊場の成立から様々な
お話しをさせて頂き、歩き巡礼は始まりました。
参加の皆様は僧侶から山岳ガイド、初めて巡礼を
始めた方まで様々です。
もちろん、大峯修験先達や秩父観音霊場先達の
参加もあり、秩父の観音霊場と秩父の自然など
も確認しながらの巡礼となりました。
一番札所 四萬部寺は平日でも参拝者が
多くあります。
二番札所は、
一番札所からしばらく登りとなります。
この峠越えを頑張って戴くと当面平地となり、
歩き巡礼の方は踏ん張り処ですね。
二番札所の納経は麓の光明院となります。
三番札所は
いつきても清々しい。
これは現住職が日ごろより
作務をされているから、
だと思っております。


四番札所は修験と真言密教の色が残ります。
弘法大師を祀る岩屋は古代の地層の場、
参加の皆様は岩屋や自然の木や水と何を
話されたかな?

四番札所は越生から繋がる修験の道。
古は武甲山、両神山、三峯山の起点として
修験行者を受け止めた場となります。
本日は十番札所で打ち止めとなりました。
神奈備山武甲山が夕日に染まりました。

次の日曜日も秩父観音巡礼となります。
次回も秩父の自然と観音さんは新たな表情を
みせてくれます様に期待しております。

南無観世音菩薩

合掌