弘法大師生誕1250年「三教指帰」遍路⑤ 御厨人窟 | 秩父曼荼羅小屋通信 ~武尚院 峯龍の求道日記~

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室戸岬最先端です。

龍神を祀る社が在りました。
龍神供養をさせて戴ました。

南国の原生林が続きます。

巨大な烏帽子岩。
氣の流れがよく分かります。
神仏の力が感じとれますね。
彼方此方からの氣を感じます。
お大師さんがこの地を選んだのがわかります。
御厨人窟と神明窟




この鳥居の先に見えるものは⁉️
「空」「海」ですね。
夜には満天の星空が広がり、夜明けには
明けの明星が輝くでしょう。
お大師さんは、
室戸の地で宇宙の真理を悟り、
まだ見ぬ密教と日本の神信仰の調和が始まったと
思います。
宇宙感、自然感に違いがなかったと
私は感じております。
やはり、この岬の先端は
天空と海 神仏(森羅万象)の交わる場所なの
だと思います。

人が後付けで造作したものは
意味をなさないかも知れません。
弘法大師空海は、
その後、日本の神信仰と密教が共生できる
ことをこの時期から悟っていた様に感じて
なりません。