JR京都伊勢丹で「イタリアンフェア」が開催されました♪
人生イタリア~ン!な私、タイ料理とおんなしぐらい、イタリア料理が大好きです。
が、大きな問題が。
「パスタを食べたら胃袋終了」なんだよなあ(T^T)
しかもパスタは炭水化物と脂肪なんで、食べたあとは確実に体重が増える…。
ので、滅多にこのブログには登場しませーん。
パスタがイタリア料理の真髄ではないしね。
しかし今回は。
イートインで、京都・堺町三条「リストランテ・タントタント」のお料理がいただけるというので、勇んで行ってまいりました。
「前菜盛合せアンティパストミスト」735円也。
パテやサラダなど、さまざまなアンティパスト(前菜)が楽しめる、プレートスタイルの味わいをお届けします。
(チラシの掲載文)
お店の方が、親切丁寧に解説してくださいました(^-^)
「特製パテ」は、子牛肉を10時間(!)煮込み、お肉の繊維を強調して仕上げたもの。
パテ、というとペースト状あるいはムース状のもの、と思っていましたが、これは本当にお肉の繊維がほろほろとほどけます。
でも口に入れると旨みがとろ~り。
そして「お肉ーっ!」っていう感じが脳内に広がるわけです意味不明。
これがですね、シラー(赤ワイン用ブドウの品種)ワインの甘くて香ばしい香り、力強いコクとぴったり合うんでございますよ。
「まずパテを一口お召し上がりになってからワインを一口、そしてまたパテを召し上がってみてください」と教えていただく。
ふむふむ。
うわ~、お互いに味がふくらむう
やっぱし、ちゃんとしたリストランテのお店は、言わはることが、違うわぁ。
「イタリアでも牛肉ってよく食べるんですか?」と間抜けな質問をしても、ちっとも馬鹿にせず生真面目に答えていただきました。
イタリアは南北に長いので地方によって食文化が多様であること。(日本に似てますね)
豚肉ばかり食べる地域もあれば新鮮な魚介類が豊富な地域もあり。
牛肉料理も、日本ではまだ一部しか知られていないけれど、それこそご当地グルメがたくさんあるそうです。
百貨店の催事でなければじっくりお聞きしたかったのですが…今度、お店にうかがいます(ぺこり)
「アスコラーナ」は、シチリア産のクロッソというジャンボオリーブにイタリアンサラミを詰めてフライにしたもの。
オリーブの詰物フライはとてもポピュラーなおつまみだそうです。
カリッとした衣の下からオリーブの実が弾け、果汁の酸味とサラミの濃厚な味わいが口の中で一体化します。
こんなの初めて食べました、オリーブの新しい魅力を体験。
「クロスティーニトスカーナ」は、日本ではブルスケッタの名前がよく知られているカナッペの一種。
こんがり焼いたバゲットに、さまざまな美味しさのとりあわせを乗せて楽しみます。
ひとつは、ケッカソース(フレッシュトマトとオリーブオイルで作るソース)にケーパー(スモークサーモンに添えてある、あの緑の粒粒ですね)をあしらったもの。
もうひとつは、マッシュルームのパテでした。
どちらも、お野菜そのものの美味しさが濃いからこの味なんだなあと実感できる(余分な調味料を多用しない)美味しさです。
そして、日本人にはなぜかホッとする味、「マチェドニアサラダ」。
マチェドニアとは多くの種類を混ぜた料理の総称で、「マチェドニア」だけだと普通はフルーツポンチのことだそうです。
これは古代マケドニア王国が 多民族から構成されていたことに由来すると言われているとか?
そしてフルーツだけでなく、たくさんの 種類の野菜をさいの目に切ったサラダもマチェドニアと呼ばれるとのこと。
じゃがいも、人参、きゅうりのマヨネーズ和え…。
あれ?イタリアのマンマの味は日本のお母さんの味とおんなし?(笑)
どれも本当に素材、特に野菜の持ち味を十二分に生かしたお料理で、薄味で油脂の使用は控えめ。
京都にイタリアンの名店が多いのは偶然とちゃうわな、と再認識しました。
それにしても、これのどこが「前菜」なんでしょうか、私はあとパンがあればランチはこれでじゅーぶんです。
「パスタランチセット」と違ごて、「アンティパストランチセット」ていうメニューがあれば、せっせとイタリア料理を食べに通うのですが。
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「いけずな京女のwagamama日記」
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