喜多方、そうですあの喜多方ラーメンの喜多方は「朝ラー」地帯なんだそうです。
マヨラーならぬ朝ラーとは、「朝からラーメンを食べる習慣」のこと。
ちょっと前に「朝カレー」なるものが一時ブームになりかけましたが、そゆ仕掛けられたもんではなく。
地域の生活習慣、常食として自然に形成された食文化なんですね。
これが、どっかのテレビ番組で取り上げられたのをきっかけに話題となり。
すると、「いやいや静岡県藤枝市にも朝ラー地帯がある」「長浜ラーメンこそが朝ラー」の本家だと次々と名乗りが上がり、「全国朝ラー地図」ができそう?
といったやりとりは、ぜひ日本経済新聞「列島あちこち 食べるぞ!B級グルメ」をご覧ください。こちら
とこちら
から。
しかし、朝ラー地帯の方々は胃腸が丈夫なのか、朝型人間が多いのか。
朝ラーどころか朝食無理、という方々にとっては、異世界の出来五指かもしれませんね。
あ、私?私は朝からラーメンでもカレーでもケーキでも、じぇんじぇん平気です(笑)
別に京都は朝ラー地帯でもなんでもありませんが、先日、通勤途中にふと、今までになかった看板が目にとまりました。
「モーニング 6:00~11:00」それは普通か。
メニューを見ると…。
「当店大人気 スープオムレツ」それなら胃にも優しいし、栄養もあっていいかも。
「黄そば」!?まあ懐かしい。
今はあまり見なくなったメニューですが、関西~中国・四国地方の一部でゆで中華麺に和風だしをかけたものをこう呼びます。
そうです、有名なのは「姫路のえきそば」。
実は姫路だけでなくあちこちの駅の立ち食いにあったんですけどね。
今はどうでしょう、昔ながらの大衆食堂には残っているかもしれません。
しお味、パイタン味、こぶ味…ふうん。
さらにメニューの下のほうには「カラアゲ定食」「トンカツ定食」「コロッケ定食」…安っ!
写真を見る限り量が少ないというわけでもなさそうですし。
夜勤明けの人がたくさん通るような場所でもないんですが…。
まっとりあえず、入ってみるか!いや、翌朝ね。
お店は「麺屋・ごはん屋 これでもかっ!」と、こらまたすごい店名で。
「ぐるなび」をあとで見たら店名以外にもいろいろすごい店でした、ご興味のある方はこちら
でどうぞ。
お店に入るとバンダナを巻いたおにーさんが調理人らしく、おねーさんが接客してはりました。
カウンターに常連らしきサラリーマンな方が1人、奥のテーブルで寝てるおっちゃん1人。
聞くと、西京極から西院へ移転してきて半年過ぎたばかりのお店で、9月末から20時間営業!になったとか。
「凄いですねえ」と会話しつつ、気になるのは「奇跡の手羽先」…^∇^;
メニューの一番上から、ってことで(全部注文するのかよ)「黄そば しお味」をお願いしました。
ほ、ほう。
「姫路のえきそば」の具はきつねか天ぷらじゃが、ここのはねぎ、もやし、豚肉とラーメン寄り。
麺はもちろん中華そば、「黄そば」のばあいは細めストレート麺でございます。
スープは鶏がらにおだしかなあ?かつおの風味はしませんまで昆布だけかも。
あっさり、さっぱりのしお味、これなら朝ごはんにちょうどええ感じ。(最も、メニューには赤味噌味やピリ辛味もあるでよ)
ただ、あっさりしすぎて途中で味がぼやけてくる感もあるので。
途中で一味唐辛子を適量(←ここ大事。腕が腱鞘炎になるまでかけてはいけません)足すと、スープも麺もきゅっと味が引き締まって最後まで美味しく食べられますよ。
豚肉も塩味だけ、黄そばのバランスをくずさないよう適量乗っております。
美味しくて栄養しっかりとれてあったまって満足、これで500円ですから、いいじゃん朝ラー。
蛇足ながら、炭水化物が多く適度に油脂を含むラーメンは消化スピードがゆっくりで満腹感が持続します。
また、熱いラーメンを食べるとこれからの季節は身体が温まり、身体の活動リズムを整うというメリットもございます。
ただし塩分が多いのとビタミン・ミネラルは不足してるから、昼食で補う必要がありますね。
ああ、美味しかった。
ごちそうさまでしたv(o^ー^o)v
次は「スープオムレツ」食べてみようかなあ。
あ、でも「TKG(卵かけごはん)」も気になるかも…。
※こちらもご覧ください
いけずな京女のジコチュウな日々を綴る
「いけずな京女のwagamama日記」
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