デパ地下惣菜の両雄と言えば、RFIと柿安ダイニング。
店舗数ではRF1が圧倒してますけど、メニュー開発力では拮抗しております。
柿安ダイニングの強み、それは母体が三重県が松阪牛・松坂肉の老舗「柿安本店」であること。
なので、牛肉を使ったメニューはRF1は歯がたちません。
そして牛肉好き京都人である私は、どっちか言うたら柿安ダイニングを贔屓してますのん(笑)
さて先日、大丸さんに入ってる柿安ダイニングをのぞきに行きましたらね。
「美味し国 三重県フェア」(後援:三重県)なるポップが目に入りました。
三重県は古くから「美し国」といわれ、豊かな自然と伝統に恵まれた地域です。
その豊かさの中で育まれた山海の幸を心ゆくまでお楽しみください。
柿安グループ全店で三重県食材を使用した商品や、三重県の郷土料理の提供をしているそうな。(10月17日で終了)
ここはやはり、いろんなお料理が少しずつ味わえる「美味し国 三重からの贅沢幕の内弁当」で決まり!
本当に「日本のお弁当」というのは素晴らしい、先人の食の知恵の結晶かと思います。
他国にもお弁当文化はありますものの、見た目から味の変化、栄養バランスまで考えて1つの「箱」に詰め合わせるところはそうそうないようで。
最も、自分のお弁当は冷凍食品の詰め合わせだったりするので私は偉そうに言えません…。
こちらは、「三重県産牡蠣の香り揚げ」。
衣にも、三重県産のあおさが使われています。
三重にはリアス式海岸が拡がり、牡蠣養殖には適した漁場となっています。
加えて背後の豊かな山々からいくつかの川が流れこむため、海水と真水がほどよく溶け合い、プランクトンの豊富で栄養豊かな“牡蠣のゆりかご”が形成されています。
特に伊勢志摩~鳥羽は名産地が連続し、「的矢牡蠣」「浦村牡蠣」などのブランドが有名ですね。
また、あおさ(あおさ海苔、ヒトエグサ)は志摩市が全国生産量の3割を占める特産品。
このあおさの香りが牡蠣の旨みをふくらませ、味わい豊かにしてくれてますねえ。
こちらは、「三重県産片口イワシの南蛮漬」。
片口イワシは真イワシに比べると市場での扱いが低い?のか、生の状態でお目にかかることは少ないかもしれません。
煮干し、みりん干し、しらす、ちりめんと、日常的な加工品の材料で、ふだん何気なく食べているイメージ。
しかし、本当は真イワシに劣らぬ美味しさを持っており、特に三重県で獲れる片口イワシの新鮮なものはお刺身にするとたまらんらしい(ヨダレが…)
南蛮漬もお魚の味が濃くて(そらそうや、煮干しの材料やもん)、ちょっぴりのほろ苦さが大人の味でしたよん。
こちらは、「三重県産しらすの菜めし」。
しらす(地魚の稚魚の総称)漁は伊勢湾で行われており、、春はイカナゴ、秋はイワシ類のしらすが漁獲されます。
イカナゴは、生活サイクルが伊勢湾とその外海域に限られていることや、過去に乱獲により資源を壊滅させた経験から、三重と愛知の漁業者が共同して、産卵する親魚の保護や漁獲量の制限などの資源管理を行なわれれているとのこと。
しらすのほんのりした塩気と菜めしの相性の良さは、当然のことで説明するまでもないですよね。
桜海老は彩りなんでしょうか、三重県と関係ないなら別になくてもいいような?
そしてこちらが「松阪牛入りメンチカツ」。柿安ならではの一品、いや逸品でございますな。
冷めてても牛肉の旨みと柔らかさ、ジューシーさはしっかり残っており、やっぱ旨いわ。
けど、たった1/2個は…さみしー!
ええとこれは三重県とは関係ないんですけど、柿安ダイニングで惣菜人気No.1の「大海老マヨソース和え」。
これも美味しいんですよ、なんてったって海老がごっつうてプリップリッ。
そやけどやね、せっかく「三重からの贅沢」弁当なんですから、あのー、海老なくてもいいんで松阪牛のメンチカツを1個にしてほしかったです。
幕の内としては味、彩り、栄養バランス含め1,100円でこの内容は大満足。
三重県産の占める割合が少ないのは「もうちょっと頑張りましょう」。自給率アップ
〈柿安ダイニング 美味し国三重からの贅沢幕の内弁当 1,100円〉
原材料:菜飯、エビマヨネーズ、鰯南蛮漬、かき香揚、人参煮、メンチカツ、味付キャベツ、玉子焼、里芋煮、大根煮、味付パスタ、南瓜煮、金平蓮根、ブロッコリー、椎茸煮、しば漬、野菜マリネ、しらす、プチトマト、レモン、玉子そぼろ、えび、調味料(アミノ酸等)、膨張剤、酸味料、香料、※続き裏面に表示(裏面はシールじゃ~)
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