カールスバーグ 生ビール | コン美味食文化論

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いけずな京女が、コンビニエンスに現代ニッポンの食文化を探求中。食のクロスロードを縦横無尽に放浪してます。

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 何ですかねえ、最近、コンビニに輸入ビールがちょくちょく目立つようになったんは。
 それでのうても(そうではなくても)、雑やら発泡やらリキュールやらAやら、ビールもどきに偽ビールが横行して限りあるスペースを占拠し。
 若者はライトな味に慣れて「苦いビールは飲めない」とか言い出し。
 真っ当な国産ビールが(地ビールもピンキリやし)育たないっちゅうのにヽ(*`Д´)ノ

 そやから言うて国粋主義者ではないし。
 海外のビールも機会あらば飲んどかんと、経験値上がりませんからね。

 今回お目にかかりましたのは、デンマークのラガービール「カールスバーグ」
 1904年にデンマーク王室御用達として認定され、ブランドロゴに王冠を印すことが許された、由緒あるビールです。

 世界150ヶ国以上で愛される味わいを本場デンマークから直輸入。こだわりと製法に育まれた華やかなホップ香、そしてコクと味わいが特長のカールスバーグ
(サントリーサイトの商品説明より)
 
 ふむふむ、なかなか(私基準で)美味しいビールですね。
 苦味があんましなくて“透明感”を覚えるのは、高貴な方々の好み?(笑)
 あんまし喉越し良すぎて、もうちょっと喉にぐっとくる方がホンマは好きやけど、これはこれで。
 
 「カールスバーグ」の製法の特徴は。
 麦芽の仕込みに熱負荷ををかけない「インフュージョン製法」を採用し、麦の旨みをじっくり丁寧に引き出していること。
 なお、アロマホップと酵母はカールスバーグのオリジナルだそうですが、ほかにそんなメーカーはあるんでしょうか。
 特に酵母は1883年、世界初の純粋培養技術に成功して生まれたもので、この技術は「ビールの世界三大発明の一つ」と言われてるそうです。元々特別なオンリーワン。

 日本のビール会社だって、日々たゆまぬ研究開発をされているのはわかるんですよ。
 そうでないと、こんだけ次々と雑やら発泡やらリキュールの新製品は出てきませんゆね。
 しかし!その努力のほんのわずかの部分だけでも「ビール」に向けてもらえんもんでしょうか。
 悲しいことに私は、決して発泡酒とビールを間違えることはできないのです( ̄ー+ ̄)フッ

〈サントリー カールスバーグ 生ビール〉
内容量:350ml
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5%