2日目。
朝食は前日に
S-PAL2にある BOUL'ANGE で購入したクロワッサン。
バターの香りがほわ~っとしてきて食欲を掻き立てる。
一晩置いていたにも関わらず、ザクザクで美味しい。
焼きたてだったらもっとおいしいんだろうなぁ。
あとはホテルのサービスのコーヒーとコンビニのサラダ
コーヒーが割とイケる。コーヒー好きだから嬉しい。
ちなみに電子レンジを貸して貰える。
使ってないけど。
お腹を満たしたらいざ出発。
駅の東口を出てGoogleマップをオン。
さて、ちゃんと歩けるでしょうか?
新寺界隈を巡る
伏見稲荷神社
住宅に挟まれてこじんまりと建っていて
まんまと通り過ぎてしまった。
見上げたら朱い鳥居があって気がついた。
火災が多いことを憂いた有志が京都の伏見稲荷を分祀。
龍泉院
布袋様がお迎えしてくださっている。
【仙台】の名前の由来となった千躰仏堂(六角堂)。中に小さな仏さまがたくさんいらっしゃった。
この六角堂の前に 虚空蔵菩薩 摩尼車 があった。
これを1回まわすとお経を一巻読んだことと同じ功徳が得られるそう。
ご真言を唱えながら回してみた。
つっかえつっかえになってしまったけれど功徳は得られたのかな?
善導寺
西山門
何だか懐かしい。祖父母の家がこんな佇まいだった。
畏れ多いか…。
洞林寺
《円(?)を結ぶ祈りの鐘》
ぐるりと鐘が並んでいる。
やわらかくて優しい音がした。
本堂
見事な枝垂桜。樹齢250年以上とか。
本当に見事で、何度も上を見上げてしまった。
門の前に満開を知らせる札が出されていた。ありがたい。
仏足跡
お釈迦様が布教で歩いた事を象徴しているそう。
仏足跡を拝むと犯した罪や汚れた心が綺麗になる…らしい。
私は強い煩悩の塊らしいので少しは綺麗な心になれた…か?
瑞祥七相と呼ばれる美しい指紋があったとされている。
ちょうど桜が舞い散っていた。さらに美しい。
思い浮かべたのはどなたですか?
私は…ないしょ
でも、思い浮かべた誰かが喜んでくれるように生きるって恥ずかしくない人生歩もうって指針になるな。
林松院
伊達藩の御殿医・錦織家久庵により創建。
緑が多くて気持ちがいい。空気が違う気がする。
観音さま
こちらにも緑に埋もれた階段の上に仏足跡が。
また少し心が綺麗になった…ね。
東秀院
いのちいっぱい咲く桜
正雲寺
入り口の前に2本の棕櫚の木。
なぜここに植わっているのかはわからないけれど
まっすぐに伸びていく様は清々しい。
八地蔵
★八ツ塚伝説
昔,重罪人の火あぶりの刑を見た8人の子供たちが,遊びでそのまねをして1人の子供を罪人に見立てて縛り上げ, 藁などを集めて火をつけたところ,火は大きく燃え上がり,その子は本当に焼け死んでしまった。 子供たちはどうすることもできず,亡骸をそっとそこに埋めて帰ったが,夜になって大人たちが探し当て,事の次第が明らかになった。 親たちは供養のために身代わりの八つの地蔵を建て弔ったという。
道仁寺
タブノキ
昭和50年に樹齢200年ということはもう少しで250歳。
洞林寺の枝垂桜といいお手入れ次第でこんなに長生きできるのね。
戦火も震災も生き延びた、奇跡の木…か。
ここまでは密集して建てられているから迷わず巡ることができた。
他にもたくさん寺院があって、
回れていないものも歩道から見ただけのものもある。
新寺界隈は、仙台開府当初、仙台城から見て鬼門に位置していたため、多くの寺院が集まり寺町をつくりました。かつて八つの古塚があったため「八つ塚」と呼ばれていたこの界隈は、元寺小路にあった寺院を移転したことから新たに「新寺小路」と命名され、現在に引き継がれています。
仙台市 HPより
鬼門封じなのか。納得。
ほとんどが大きな通りに面していて
門の前を車がひっきりなしに通る。
門を一歩入ると広がる静寂。
この異世界感がとても好き。