ユーフォ+2 -1 | アリ塚

アリ塚

アリクイが混沌に導く、アリたちに築かれた秩序

園芸店で買い物をした勢いそのままにホームセンター(以下、HC)へ向かい、以前から狙っていた植物があるかどうか見に行きました。

 

私は植物の衝動買いをなるべく避けています。気になる物は一先ず見送って『欲しい草リスト』を作り、毎日想いを馳せてから、それでも買いたいと思ったものを買います。購入が1-2週間後になることはザラですし、その間に誰かに買われることも、枯れそうになる(あるいは枯れる)こともあります。私と好みが同じ人が行動範囲にいるらしく、入荷日に目を付けても翌日には売れていることがあります。

 

そんなわけで気になる植物をリストアップしていたのですが、見事に『欲しい草』TOP1、2が売れていました。この2つは「次に見たら買う」の優先度『』です。さらに、優先度『』の4つのうち3つも売れていました。

 

これも縁なので一度は諦めましたが、近くにもう一店舗HCがあるので用事のついでに立ち寄りました。すると、なんと『欲しい草』TOP1、2の両方が揃っていたのです。これ幸いと、優先度『』の2つを購入しました。ユーフォルビアタコモノ2種タコです。タコモノとは、多肉ユーフォのうち、細長い枝がタコの触腕のように伸びるものの俗称です。

 

タコモノ2種。格好良い。

 

ツベルクラータ[Euphorbia tuberculata]。逆鱗竜[E. clandestina]に似ているが、タコモノらしい。「阿修羅」「京楽キリン」「緑仏塔」という園芸名があるようだが、仏塔には見えない。

 

いかにもユーフォルビアらしい葉。

 

草姿からすると、実生ではなく枝か子株の挿し木だろうか。

 

ゴツゴツとした、青みを帯びた肌。

 

九頭竜[E. inermis]。イカにもタコモノという感じ。タコ

 

まだ七頭竜だが、子株が4つほど出てきている。十一頭竜になるか?

 

とても格好良い株元。

 

同じくタコモノ孔雀丸[E. franaganii]も紹介。(拍子木)「アフリカ出身、蟻喰部屋。」

 

 

一方で、悲しい出来事もありました。笹蟹丸[E. pulvinata]が枯死してしまったのです。

 

生前の姿。普及種とはいえ、悲しい。

 

死因は恐らく、2-3日前の晴れたときに直射日光で煮えたことです。隣接していた大正キリン[E. officinarum]を含む他のユーフォルビアは無事でしたが、笹蟹丸には厳しい環境だったようです。可哀想なことをしました。これまでにも瑠璃晃[E. susannae]2個体と峨眉山[E. × 'Gabisan']を同じような症状で枯らしているので、私は球状ユーフォルビアの栽培が下手なようです。真夏は特に球ユーフォの管理に気を付けようと思わされました。

 

今回もまた欲しい植物が増えましたが、買ってばかりで枯らしていては消耗品扱いしているのと同じなので、元気に育てられるスキルを身に付けたいです。