先日、飼育中のカブトムシのメスが土から出ましたが、オスの成熟も確認できました。カブトムシは羽化後10日前後は土の中で動かず、外骨格や内臓の成熟を待ちます。成熟したカブトムシは地上に表れ、羽ばたいたり、フンをしたり、エサを食べ始めたりします。
オスのカブトムシ[Trypoxylus dichotomus]。特徴はやはり頭部と胸部のツノ。
メスに比べると体毛が少なく、脚の棘も発達していない。これはメスが土を掘って産卵するため。
赤みの強い個体。色違いの要因は遺伝子、生育環境の温度や湿度など諸説ある。
ツノが曲がっている個体。羽化直後に問題があったのかも。
十分に成熟していない個体は、ひっくり返ることが多い。
頭だけ覗いている個体。
ツノだけ覗いている個体。
少し覗いただけで6匹の成虫を確認しましたが、蛹の数はもっとあったのでもう少しいるかもしれません。小学校への寄贈のこともあるので、明日にでも掘り返して数をチェックします。