「ママのたからもの」その後
リアル友人・知人のみなさんの想像どおり、
私は結構、怖いママだと思います。
怖いっていうか、口うるさいっていうか、
子きてぃを叱り飛ばす声は向こう三軒両隣程度には響き渡っていると思うので、
最近は、苦手なおかずの食事時など予め窓を閉めておくほどです。
・・・なのに。
・・・なのに。(´・ω・`)
ママ、怒ってもぜーんぜん怖くないもーーん!!
ママ、かぁわいーい
と暖簾に腕押しの子きてぃ。
っていうか、私、遊ばれてない?? ということも多く、
まだまだ、母親業から若葉マークが取れる日は遠いなぁっと思っていたら、
つい2,3日前、怖くない理由がわかりました。
お風呂に入っていたときのこと、
このごろ、「自分で洗う」にハマッている子きてぃにとって
一番おもしろくないのが洗髪、
これだけはいくら頑張っても、
最初に洗面器にお湯をくむまでしかできないからです。
おもしろくないので、
「おふろ、おしまいする」と風呂の中を走り回っては、
「危ない!」
「髪を洗わないと外には出られへんねん!」
と、怒鳴られるのが、お決まりのコース。
この日、いつものように怒鳴っていたら、
子きてぃが急に歌いだしたのです。
だぁけぇどぉ、やんちゃな甘えんぼ、○○ちゃん、○○ちゃん
一瞬、何を歌っているかわからなかったので、
私の叱り方がきつすぎて、
とっさに施設時代に歌っていた歌でも思い出したのかしら?
と、不安になりました。
でも、延々と歌っているので、よぉく聴いていると、
それは、2月3月に我が家で大ブームとなった「ママのたからもの 」という歌。
自分は、ママのたからものだから、ママはいくら叱っても怖くはない、
というのは、
いかにも、理屈っぽい子きてぃらしい発想だなぁっと思いました。
しかししかし。
その歌があまりにもかわいらしかったので、私の表情が柔らかくなり、
その場を収めることができたのに気をよくした子きてぃ、
以来、場が緊迫すると歌でごまかすようになってきました。(´_`。)
・・・いや。
確かに、お風呂で歌ったときは、
わぁ、まだ、歌詞、覚えてたんだぁ~、
などといとおしくも感じたのですが、
何でも、それで切り抜けられると思われちゃ、それはそれで困ります。(ノ_-。)
というわけで。
なめられっぱなしの新米ママ。
まだまだ、子きてぃの方が1枚も2枚も上手なのでした。
早朝、ふたりっきりで
日が長くなるにつれ、お庭遊びの時間も日に日に長くなってきたムルカ、
最近では、日の出とともに外に出たがり、
日中、私たちが出かけていて十分にお外が満喫できなかった日は、
日没後でもリビングの窓辺でニャーニャー鳴く始末。
早朝は、せっかく子きてぃ抜きでゆっくりできる時間帯なのに、
などとは、さすがのムルカも考えないようです。
そのくせ、子きてぃと私のゴハンやおやつ時には、
納戸で大鳴きしたり、わざと部屋を駆け回って大暴れしたり、
さまざまな形でヤキモチをアピールするのだから困ったもの。
そこで。
昨日の朝、ムルカが5時頃から外に出たいと鳴き出すと、
部屋に床暖房とエアコンを入れてみました。
室温は15度前後、
家事で動き回る私にとっては
心地よい温度でしたが、
これでゴマカされてこの場で静かにしてくれ、
かつ、
ふたりきりでまったり過ごした満足感で
日中のヤキモチ行動が穏やかになるなら、
この程度の暖房費なんて微々たるもの、と考えたのです。
そして、この通り。
うちに来て、最初の数年間(えっと、3年2ヶ月ですね)は、
ひとりっことして、私とべったり過ごして育ったムルカ。
しごとをしていない時期だったので、
その密着度は、今の子きてぃ&私と大差はなかったかもしれません。
その後、まりあを迎え、人間のいない家でネコ社会を作り、
この冬には、子きてぃを迎えて、ネコ&こども社会の長となりました。
気が強くて、偉そうにふるまってばかりいるけど、
本当は、いつもこんな顔で甘えていたいんだろうなぁ~と思います。
たまには、
機会をつくってあげなくっちゃ♪
脱・赤ちゃん返り
今日は、ここで寝る
木曜日の昼食後、
絵本を数冊とお気に入りの人形のいくつかを
なぜかチェロ部屋に運び込み、ソファの上に並べ、
その真ん中に座った子きてぃが、突然言い出しました。
金曜日もやはり、お昼寝はソファでした。
私は。
驚くやら、嬉しいやら、
一瞬、どうリアクションしていいか、わかりませんでした。
養子の子育てについてのモノの本、
日本とアメリカでは、
文化の違いもあり、色々な見解の相違がありますが、
どの本にも共通して書かれているのは、
「施設で、歳不相応に自律して集団生活を送ってきたこどもは、
家庭に入ると必ず赤ちゃん返りをする。
健全に心が育つためには、それを制してはならない。
気が済めば、本人が勝手にやめる」
ということでした。
で。
子きてぃの典型的な赤ちゃん返りが おんぶでのお昼寝 でした。
お昼寝しないよりは、してくれた方が子きてぃの夕方の機嫌もいいし、
私の休憩時間もできる、
ということで、
なんとか寝かしつける方法として思いついた「おんぶでお昼寝」。
でも、
Ergoのベビーキャリー という心強い味方があるとは言え、
13キロを超える子きてぃを背負ってのお昼寝タイムは、
完全な休息とはなっていませんでした。
それが、何の前触れもなく、
いきなり自分から一人で寝ると言い出したのですから
驚かずにはいられません。
4月からの子育てサークルや先週からの幼稚園で
子きてぃの様子は目を見張る変化を遂げていますが、
それが、脱赤ちゃん返りにつながり、
ママと離れて平面でお昼寝してみたくなったのだと思います。
でもねぇ。
フクザツな気持ちというのは、
解放されて嬉しい半面、おんぶできないさみしさもあるんですよ。(;^_^A
子離れしなくっちゃっ(^^ゞ
こどもとは、
決して、ひとりで育てられるものではなく、
社会の中で、いろんなものを見て、いろんなヒトたちに接して
内から自然に変わっていくものなんだと実感させられることの多い
今日この頃です。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
で。
お天気に恵まれた土曜日、
またまた行ってきました、平城遷都1300年祭平城宮跡会場 。
この日のお目当てのひとつは、せんとくんのステージ 。
子きてぃがこのイベントのマスコットキャラクターせんとくんの大ファンなんで、
15分間のステージの40分も前から行って、最前列、真ん中で見ました。![]()
この直後に、地元のオカリナ・アンサンブルグループ「クロッシュ」さんが
当時の衣装を身に着けてミニコンサートをされ、
これにも、音楽好きの子きてぃは大喜び♪
子きてぃはふだん、
東儀秀樹とかロシア正教の賛美歌、チェロなどを聴いているので、
オカリナのアコースティックな響きはすっかりツボにはまったようでした。
それから、花迷路のなでしこも満開の時季を迎えていました。
子きてぃの背丈だと、完全にお花で視界がさえぎられてしまうので、
おとなよりもずっと楽しめたのではないかと思います。
ほかにも、子きてぃの大好きなあおによりパレードに遭遇したり、
「蝶々待て待て」で野原を駆け回ったり、
盛りだくさんの1日でした。
オトナの私は・・・、
第一次大極殿・前庭/南門広場 や展示なども見たいんですけどねぇ。
公開中に、子きてぃがそこまで親離れしてくれるかどうか・・・。(-。-;)
そして幼稚園
いいよ、いいよ。
子きてぃが幼稚園に行きたいっていうから、ママ見つけてきたのに、
子きてぃは幼稚園でお友だちと遊ぶよりも
おうちでぶらぶらしてる方がいいんだ。(・ε・)
しかたない、先生に行けませんって電話するね。
あーあ、残念だなぁ~。(´_`。)
行くよ、行くってば!)`ε´(
行くって言ってるでしょう!!! ヽ(`Д´)ノ
その朝も、
子育てサークルなど時間の決まっているお出かけのある朝
お決まりのやりとりが激しく繰り広げられました。
そう。
今年3歳を迎える子きてぃ、
そろそろ幼稚園探しの腰を上げる時期を迎えたのです。
子育てサークルで時刻の決まったお出かけや集団活動の習慣が身に付き、
GWも終わったところで、
この日、第一希望の幼稚園のプレスクール参加を予定していました。
実子の子育てと養子の子育て、
いろいろ違いはあるかと思いますが、
養子の子育ての大きな特色は、
その子の性格や能力のひとつひとつが何に起因するか
はっきりわかってしまうところではないかと思います。
つまり。
遺伝よぉ~っ。
とか、
あたしの子だから、こんなもんよねっ。
という逃げがないのが、養子の子育てなのかなぁっとしみじみ思います。
気質は血のつながった親から受け継いでいるはずだと思うのですが、
同じ星座なので(??)やはり私にそっくりです。
性格は、施設の教育方針を色濃く反映しています。
特に、子きてぃのように、施設をまったく出たことのない子どもは、
ある意味、無菌状態ですから、
刺激に対して完全に理論どおりに反応して育ってきています。
そこで、これまでにない刺激を与えれば、
砂に水がしみ込むように吸収してしまいます。
たとえば。
子きてぃを喜ばせようと即興歌で生活習慣をうながしたり、
お散歩の雰囲気づくりをしたりしていたら、
4月頃から、子きてぃ自身が即興歌を作るようになってきました。
最初は五音階アカペラでしたが、
最近はデタラメなピアノやギターの伴奏つき、
時には、和声にはまっていることもあります。
また。
お気に入りの絵本は暗唱するくらい読み込んでいるので、
子きてぃのごっこ遊びの展開や自分の行動に関するコメントは、
ほとんど「あの本のあの場面の応用やな」と読めます。
行動パターンや思考回路ってホントに後天的なものだなぁっと思います。
脳科学や早期教育に関する話題が尽きない昨今、
養子の子育てでは、遺伝子の継承は間違いなくゼロパーセントですから、
自分たちに似てきたところは、
100パーセント自分たちの与えた刺激への反応にほかなりません。
それだけ、親の接し方が子どもに反映されるのを目の当たりにしているだけに、
「幼稚園、近くでいいわよ」
と、割り切ってしまえないのが、養子の子育て。
というわけで。
自分では、教育ママとはほど遠いタイプだと思っていたのに、
歩いて3分の公立幼稚園には目もくれず、
電車やスクールバスで通う幼稚園をいくつか候補に挙げています。
この日訪ねた幼稚園は、
思っていた通り、子きてぃにぴったりの幼稚園でした。
これまで近所や子育てサークル、イベントなどで
ほかのこどもたちと関わる子きてぃを見てきましたが、
あんなにリラックスして、伸び伸びと「素」に近い感じで過ごしているのは
初めて見ました。
同じ幼稚園をよいと思ってプレスクールに参加させているだけに、
初対面のママたちとも話が合い、
今まででいちばんラクなママづきあいが始まる予感がしました。
こうして。
子きてぃとの「幼稚園のある生活」いう第2ラウンドも
穏やかにスタートしたのです。
ぬくぬく
ムルカは生後2ヶ月で、
子きてぃは生後2年2ヶ月で私と出会い、
脳の形成に大きく私の影響を受けているため、
ムルカ、子きてぃ、私の思考回路、性格は酷似しています。
一方、生後(推定)5年以上も経って我が家にやってきたまりあ。
こちらは何年暮らしても、もう脳も性格もできあがっているので、
あくまでもマイペース。
子きてぃとムルカの力関係が微妙に変化したり、
起床時刻の変化などで、子きてぃに私が振り回されたり、
三者間でイライラやトラブルが発生しても、
いつも悠然と構えるまりあがそれに加わることはめったにありません。
![]()
![]()
うちの中に、ひとりだけ違う性格の子がいるって
いいもんやねぇ~っ。(^^ゞ
と、自己主張強い3人組は、日々まりあに感謝しているのでした。
いつのまにか、ネコちぐら(ムルカへの7歳のバースデープレゼント)の権利を得ているまりあ。
すんなりと譲り受けられたのは、まさにまりあの人徳ならぬネコ徳。
ムルカと子きてぃなら、こうは行きません。







