ブースター効果のまぼろし | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

自然の状態で喉から段階を踏んで血液中にまで侵入し、
本物の病気にかかった場合は、その病原体の特徴は細胞に記憶されます。
そして次に感染した時にはこの記憶によって、いち早く抗体がつくられ
発病を未然にくいとめます。
(細胞性免疫による終生免疫)

したがって、その病気には二度とかからない体になります。

このことは、次のような事実が証明しています。

はしか(麻疹)のウイルスの感染力は非常に強く、
また感染するとほとんど100%の人が発病すると言われています。
1864年に、デンマークのファロア島ではしかが流行しました。

これは65年ぶりの大流行で、島民7782人中約6000人(78%)が発病しました。
しかし、65年前の流行時に一度かかっていた老人98人は、ひとりも発病しませんでした
(※「ひとのワクチン」北里研究所編 養賢堂)

この島には65年間はしかのウイルスはいませんでした。

ですから、これらの老人は時々ウイルスに感染して追加免疫を得ていたわけではなく、
一度の感染で協力な終生免疫ができていたのです。

同じようなことは、グリーンランド島、タヒチ島などの孤島でも観察されていますし、
ヨーロッパのペストの流行についての記録からもうかがわれます
(※「ペスト大流行」村上陽一郎著 岩波新書)

私たちは感染症にかかることによって、終生免疫という素晴らしい抵抗力を得ることができます。

これによって人類は感染症の流行と戦い、それに打ち勝ってきたのです。

これに対してワクチンはあくまでも、ニセの病原体ですから、
予防接種によって得られる免疫も、本物の病気によって得られる終生免疫に比べると
ずっと限られた期間しか効力を発揮しません。

つまり、予防接種を受けても、その病気にかからない体になるわけではありません。

1991年2月の新聞に、「砂糖の賞味期間を明記する」という記事が出ていました。
砂糖は、数年保存すると、微量の不純物のために褐色になりますが
味まで変わるかどうか戦中派で甘味に植えて育った私の舌では識別できません。
そんなデリケートな点までも食品業界では問題にされる時代になったわけです。

砂糖でも問題になるのですから、命や健康に影響するワクチンの免疫持続期間は
もっと問題にされて当然です。

ところが、そのワクチンの免疫持続期間の長さは、よくわからないのです。

ワクチンを接種すると、まず弱い免疫(体液性免疫)ができます。
この免疫が持続している何か月か何年かの間に、あちこちの保菌者から
排泄された病原体を吸い込み、自覚症状もない程度に軽く病気にかかる(不顕性感染といいます)と、
前に接種したワクチンとの相乗効果(ブースター効果)によって強い免疫(細胞性免疫)ができて、
二度とその病気にはかからなくなります。

ブースター効果があってはじめて、終生免疫が得られるわけです。
先に挙げた「1回の接種で一生涯続く免疫が獲得できる」といった説は、
この結果だけを見たものといえます。


しかし、もしワクチン接種後に不顕性感染しなかったらどうでしょう。
不顕性感染しないということは、まわりにその病原体がないということです。

これでは予防接種の効果が持続したおかげで病気にかからずにすんだのか
それとも、まわりに病原体がなくて、病気にかからずにすんだのかわかりません。

つまり、病気が流行していようがいまいが、いずれにしろワクチンの免疫持続期間を確認する方法はありません。

したがって、まわりに特定の病原体がウヨウヨいる生活環境でない限り、
「1回の接種で一生涯つづく免疫を獲得できる」とはいえないことになります。

幸い現在の日本人は、そんな生活環境にありませんので、
そこで行われる予防接種は、本来の(ブースター効果抜きの)免疫持続期間しか効果を発揮できない
つまり非常に限られた有効性しか発揮できないということです。

中略

ワクチンではブースター効果をきっちり得られない限り、本当の病気にかかった時にできる
「細胞性免疫」(終生免疫)ではなく、一時的な「体液性免疫」しかできません。

この体液性免疫の免疫持続期間は長くて、2~3年、短いと数か月と言われており、
これがワクチンの本来の賞味期間といえます。

さて、生ワクチン(ポリオ、麻疹、風疹、おたふく(ムンプス)、BCG、ロタワクチンなど)については
1回の接種で一生涯つづく免疫と獲得できるとまで豪語した「予防接種の手びき」ですが、
不活化ワクチン(百日咳、インフルエンザワクチン、日本脳炎など)の効果になると、
「半年か、数年くらいしか有効でない」とトーンダウンします。

予防接種の手びきが出版された1975年以前の、現在よりたくさんの病原体が
まわりにばらまかれてる状態のこのときですらこの程度です。

不顕性感染によるブースター効果が期待できない病気では
2~3か月もあればいいほうだと言われてますし、
一部の医師は「不活化ワクチン」は効かないと明言しています。

そういえばインフルエンザ予防接種は、毎年接種を義務づけられていました。
不活化ワクチンであるインフルエンザの賞味期間は、ひいき目に見ても数か月のようです。

1993年9月25日付けの「教育医事新聞」が「免疫力減退か、高学年に目立つ」という見出しの記事を掲載しました。
それによると、最近、小学校4~5年で麻疹に罹患するものが増えており
その中には予防接種をすでに受けた人が15%ほど含まれているということです。
アメリカでも、子供のころに予防接種を受けた大学生にはしかが流行しているそうです。
これに対して、一部の医師らは、「ならば10年ごとに予防接種をすればいい」と言っています。

中略

私は予防接種というマヤカシの免疫でごまかして、子供に本当の免疫力をつけないことの恐ろしさを感じています。
子供のときにかかるはしかはたいした病気ではありませんが、大人になってからはしかにかかると重症化します。

ワクチンは病原体の死体やその一部分だけだったり、
または、病原体を何代も植えついだりしていて、その牙を抜いてしまったものです。
映画で手に汗握るシーンで猛獣との格闘がありますが、あの猛獣の牙はヤスリで削りとってあるそうです。

俳優は映画(予防接種)という「マヤカシ」の世界の中で、牙を抜かれた「マヤカシ」の猛獣(ワクチン)と
芝居を演じるわけですが、はたして彼は、本物の猛獣(病気)と格闘したときには勝てるのでしょうか。

でも、もし彼が、子供のころ本物の病気にかかったり、不顕性感染したことがあれば
その病気の病原体が再び彼を襲うことはまずありません。

藤井俊介 「まちがいだらけの予防接種」
より抜粋

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「予防接種をすれば軽くすむ」という幻想

http://ameblo.jp/murdervaccine/entry-10825486768.html


●予防接種が子供を殺しているという事実


●効果率のまやかし


病気の「数字」のウソを見抜く http://bit.ly/s7ansr

http://ameblo.jp/murdervaccine/entry-11082897599.html