病気の「数字」のウソを見抜く  医者に聞くべき10の質問 | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

書籍紹介

病気の「数字」のウソを見抜く

内容紹介

◆ゆがめられた「病気の数字」にだまされるな
病気の発症確率、薬の効果、治療後の生存確率など「病気の数字」を正しく読む方法をわかりやすく解説する。
治療や薬の効果を伝える情報は、行政、マスコミ、製薬会社、研究者、患者擁護団体などの思惑で誇張されたり、
ゆがめられたりして伝わっているものが多い。それを鵜呑みにしないで、病気や健康に関する統計などのデータ
を読み取り、自分のリスクを客観的に理解する方法を伝授する。

◆がんや成人病の「治療の話」をうのみにしない
がんの5年生存率の向上と実際の死亡率は関係がない。
薬を飲んで治っても、その薬が効いた証明にはならない。
検査結果の改善が、症状とも寿命とも関係ないことがよくある。
患者が1万人中の4人から2人に減っただけで「50%の減少」と報道される。

◆だから、自分を守りたければ、こう聞かねばならない。
「その病気のリスクは私にも当てはまりますか?」
「その治療の利益は不利益を上回りますか?」
「その数字を発表したのはだれですか?」
 

内容(「BOOK」データベースより)

がんの5年生存率の向上と実際の死亡率は関係がない。薬を飲んで治っても、その薬が効いた証明にはならない。検査結果の改善が、症状とも寿命とも関係ない ことがよくある。患者が1万人中の4人から2人に減っただけで「50%の減少」と報道される。治療の話をうのみにしない。

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2011/1/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4822248399
  • ISBN-13: 978-4822248390
  • 発売日: 2011/1/20

目 次

病気の「数字」のウソを見抜く

■パート1:私のリスクって何?
リスクを理解する
リスクを客観的にとらえる
リスクのモノサシ
■パート2:私のリスクは減らせますか?
治療で得らるもの
治療の利益
■パート3:そのリスク減少に不利益はありますか?
治療の不利益 利益と不利益の比較
■パート4:健全な懐疑主義者になる
治療の重要性は誇張される
治療の結果の不確かさも誇張される
その数字の裏には誰がいるのか?

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「予防接種をすれば軽くすむ」という幻想 -転載-

●効果率のまやかし

ワクチンの効き目を表す言葉に「効果率」があります。
200人のこどもを100人ずつ、
A・B2つのグループにわけます。
Aグループの100人にはワクチンを接種せず
Bグループの100人には接種します。
その結果、Aグループ中の40人が発病し、Bグループでは10人が発病したとします。

予防接種のおかげで、100人のうち30人が発病せずにすんだわけですから
素人考えでは約30%の子供に効果があったということになりそうです図3


効果率%=(非接種者の発病数ー接種者の発病数)/非接種者の発病数 × 100

図3では
(40-10)/40 × 100 = 75%


普通に考えると、効果率75%というと、
100人に接種したら75人が病気にかからないと思ってしまいそうなものです。

しかし、医学用語はそういうことになっていないのです。

ここで注意しなければならないことは、この計算では全体の人数や発病者の人数が何人であっても
A・Bのグループの発病者の割合が、4対1ならば、いつでも75%になるということです。

たとえば、A・Bのグループを1万人ずつとし、
非接種のAグループでは4人が発病し、
接種したBグループでは1人だけが発病したとします。

つまり1万人に予防接種をして、たった3人が発病せずにすんだだけでも
効果率は75%と表現されるわけです。

素人考えでは、0.0003%ですが。
こんな不思議な言葉がまかり通る、医学の世界には、ただただ驚くばかりです。


略(推進派の著書の抜粋で、効果はあると有意検定すれば、そんなものである。と効果率について述べている。)

わたしたちも「予防接種とは、その程度のものである」と思うしかありません。
予防接種に「効果」があるかないかということには
このような錯覚をさそう表現が含まれていることを覚えておいてください。