ヴァチカン博物館ってなんですか?
システィーナ礼拝堂への入り口はトリッキーです。
これから行く人は気をつけてくださいね。
地下鉄の最寄り駅(Ottaviano)から歩いていくと
数名が右に曲がりますがバチカンはまだ先。
さっきまでは騙されてはいかーんとがんばん前へ進んでいたのですが
そう、この右に曲がるのがシスティーナ礼拝堂なのです。
看板には「Musei Vatiani(バチカン博物館)」と書いてあります。
この中に「最後の審判」のあるシスティーナ礼拝堂があるのです。
ここで借りたオーディオガイドは大正解です。
数々の美術品にとても丁寧な説明があり、
パッケージツアーできていなくても充分満足できる
日本語ガイドを聞くことができました。
ちなみに、サン・ピエトロ寺院のオーディオガイドは
数が少なかったこともあり借りるほどではなかったです。残念。
ヴァチカン博物館は14世紀に教皇庁がフランスからローマへ戻って依頼、
教皇の住居として使われてきた宮殿の一部だそうです。
現在も住居として使われる部屋があるけれど、その数は1400を超えるということで
その一部が博物館として開放されているとのこと。
博物館の館内は1階と2階に分かれています。
2階にあがると目を見張るほどの、壁画と天井画があふれています。
血の混じった泥の匂いがするような戦場の絵がありました。
そして、最高だったのは ラファエロの天井画。
ヴェルサイユの天井画を見たときに、天井画って
そこに空間があるから 絵の具で埋めておいたってこと?と
落胆というか納得していたのですが、
ラファエロの天井画を見たとき私の中に一度築かれてしまった
これが天井画でしょうか。
目に絵の具が入るような環境で、首が痛くなるまで上を見ながら
筆を入れた絵なのでしょうか。
まるで、キャンバスに描かれたような、
そしてきっとそれ以上のすばらしい絵です。
そして、ラファエロの間と呼ばれる部屋をどんどん進んでいくと
プラトン(ダ・ヴィンチがモデル?)、アリストテレス(ミケランジェロがモデル?)
をはじめ、たくさんの知識人有名人が描かれているこの絵。
オーディオガイドを聞いているとなんとラファエロも自分自身を描きいれたとのこと。
さっそく探してみました。
右端にいたーーー。
ラファエロ最高!!ありがとう。
ここを見終わるまでで、すでにかなりの時間をすごしています。
うーん、システィーナ礼拝堂にはまだ到着していないはずなのにな。
では、そろそろ次に進んでいきます。
ロダンの考える人がいました。
ロダンの考える人って実は世界中にいる
って知っていました?
レプリカ、ということではなくて本物がいくつも製作されて
世界中の美術館などに存在するらしいです。
(そう、ト書きに書いてました。)
途中、この絵の女性が誰かに似てる・・・と
ひとりで考え込んでしまったのですが
似てませんか?似てると思うんだけどなあ。
誰かと旅するというのはこういう小さな発見を
共有できるという楽しさがあるのにそこは
ステンドグラス、小さい頃から好きです。
ガラスを透して差し込んでくる光のやわらかさとか、
光が差し込むことによってやわらかく光るガラス自身とか
ガラスという壊れやすいもので絵ができてしまうこととか
いろいろ 好きです。
博物館の中にはこれ以外にも
バチカン市国に差し込む光
本日はいよいよバチカン市国に入国です。
Hotel Juliaの朝食はロビーの奥のバーの更に奥の
朝食スペースで提供されました。
二人用テーブルが7席くらいだったと思います。
不便はしなかったけど、時間帯によっては
かなり混んで片付けがおっついていなかったのが
少しだけ気になりました。
バチカン市国は観光客に大人気だから
とにかく朝早く行け!と教えられていたのですが、
朝食を終えたらもう9時です。
8:30には出発するつもりだったのに 乗り遅れたかな!?
と思いましたが、サン・ピエトロ寺院には10分程並んだら入れました。
中に入ると・・・おおきぃ。そして全てが美しい。
これが本物なんだなあといやおうにも感じさせられます。
実は「深夜特急」を読んだときから、ずっと気になっていたのです。
本当に凄かったです。
ルーブル美術館で見つけた彫刻、瀕死の奴隷も好きだったのですが
このピエタは別格でした。
イエス・キリストの足が光に反射して光っている様子はまるで汗でもかいているようで、
皮膚がいまも呼吸しているんじゃないかと思いました。
もしくはたった今、台から降ろされて死んだばかりで、
硬直がはじまっていないかのように皮膚の弾力が感じられたのです。
オーディオガイドの
「ミケランジェロによって大理石の彫刻は石ということを
見るものに忘れさせ、時を越えて語りかける」
という言葉に思わず一人でうなづいてしまいます。
傑作とはこういう作品に与えられる称号なのだろうと思いました。
どれだけ見ていても飽きないと思いました。
ただ、あまりにも最前列を陣取っているのでだんだん気が引けてきて
その場を去ったのですが、何度も振り返って見ました。
見るものからするとこのピエタは比較的遠くに設置されていて
ガラス越しだったこともあってキリストの表情があまり見られなかったのが
残念だったのですが、
帰りのみやげ物屋でこのピエタだけの写真集を見つけ、3回立ち読みしました。
買おうかなとも思ったのですが(15ユーロ・1800円)、
荷物がいま持っている以上増やせそうにないので諦めました。
写真集を見るとマリアは顔や腕の一部が破損していたようですが、
完全に修復されていてそれも見事でした。
あれ?システィーナ礼拝堂は?最後の審判は?と思われた方は私と同じです。
システィーナ礼拝堂はサン・ピエトロ寺院とは別の建物なのです。
入り口も全く別。
では、いざ システィーナ礼拝堂へ。
ローマの自動販売機&ホテルJulia
ローマを満喫した私はテルミニ駅に寄って
ローマからミラノへのチケットを買って帰ることにしました。
そこで出会ったのは昔のJRみどりの窓口みたいな
長蛇の列。
そこで、自信はなかったのですが自動販売機で
購入してみることにしました。
言語はイタリア語以外にもいろいろあるので、
英語を選択すればそれほど難しくなく
乗りたい日時、時間、行き先などをタッチパネルで
入力していけば購入することができました。
購入場所のそばには何箇所も
「すりに気をつけて!」のメモが貼られているので
カードを使うときに緊張したくらいでしょうか。
治安は悪い地域でないとは思うのですが、
ここはこらえて小走りでホテルへ飛び込みます。
晩御飯は外に食べに出ようと思っていたのですが
地球の歩き方でチェックしていたレストランが
なんとこの日は定休日でした。
がーん・・・
お昼だって失敗したのにぃ。
晩御飯は美味しいものが食べたかった。
でも、美味しいものは諦めませんでした。
ホテルの最寄り駅から戻ってくるまでに
おいしそうなデリの店をチェックしていたのです。
チキン イェーイ。
ポテトはセットになっていたらしく、
これでもか!というくらい入れてくれました。
あとは近所の酒屋さんでイタリアビールを購入し
この日はめずらしく部屋ディナーです。
気分はいまいちですが、
料理は美味しかった!
明日はいよいよバチカンです。
どきどき。


























