◆昔の海苔産地、大森の海苔大福◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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古い東京人は海苔と聞くと、大森を思い浮かべる。東京オリンピック前までは、大森から羽田にかけての海辺は海苔養殖の海苔ヒビが立てられ、冬になると新海苔の生産が始まるのである。

 

平河町で関東大震災にあい、その後お袋が移り住んだのが大森の不入斗(いりやまず)。そのお袋が海苔を焼く時口を酸っぱくして言った言葉が「海苔は良く焼きな!」だった。

 

干した海苔が破れると、指に唾を点け破れた個所を直していたのを見ていたお袋。その頃日本人の死因の一番が結核、お袋の腹違いの妹三人も、皆結核で死んだという。

 

てんで、我が家で海苔を焼く時は、「良く焼け!良く焼け!」とうるさかった。今は市販されている海苔は焼いた海苔ばかりだが、昔は買った海苔を家で焼くのが普通だった。

 

 

天婦羅屋を出て向かった先は、旧東海道沿いの和菓子屋。その店へ向かう御覧の道沿いには、今でも数軒の海苔問屋が商売をしている。

 

 

 

天婦羅屋を出た後は、必ずこの和菓子屋に寄り海苔大福を買う・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

海苔大福と桜餅・練り切りを買い、雛菓子様に何点か菓子も買った。毎年小篭に飴を詰め雛菓子を作るのだが、近ごろその飴を探すのが一苦労。

 

この日店先で、雛菓子にできそうなものを見つけ、買ったと言う訳である。その後前回来た時留守だった大将と、暫しの馬鹿っ話。この馬鹿っ話が、楽しいのである・・・。

 

 

 

和菓子屋を後にし、車を停めたスーパーへ戻り、この日の目的の一つ紳士服を買いに行った。ところが、イトーヨーカ堂はアパレル製品の販売から撤退すると言っていた事を思い出した。

 

売り場に来てみれば、以前の紳士服売り場の面影はなく閑散としていた。ここで何点か買い物をすれば駐車料金が無料になる。てんで、何か買わなければと探して買った品が下の二点・・・。

 

この後昔この辺りで一番大きな料亭の名がついた交差点を右折して、環七で帰って来たのである・・・・。

 

 

 

家に戻ると海苔大福と桜餅を仏壇に供えたあと、御下がりを煎茶と共に頂いた。左のケースの飴を小篭に詰め、雛菓子とする・・・・。

 

 

一切れ残っていたフランス産のブルーチーズを食った後、食中り。開封して3・4日だが、こいつが原因の様・・・。

 

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