◆大森に天丼を食いに行く◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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大森まで出かけた、目的は天丼を食う事と買い物をする事。

 

 

 

 

先日、二駅隣の昭和医大の歯科へ行った時歩いた道沿いを車で走り、環七を右折して大森へ・・・・。

 

 

車を停めたのはイトーヨーカ堂の駐車場、以前この辺りの食い物屋に毎月の様に来ていた時は、いつもこの駐車場を利用していた。

 

今この辺りで食いに行く店はこの後行った天婦羅屋だけ、他の二軒は行かなくなって久しい・・・。

 

 

 

大昔、自動車会社のビルがあった所がスーパーになった。このスーパーも赤字続きで、てぇことで、千代田区の本社をここに移転するようだ・・・・。

 

 

 

 

 

何時もと同じコースをたどり御覧の店に到着、去年出版社の御仁と来て以来・・・・。

 

 

 

入店したのは1時半前、先客はおらずいつもの定位置、カウンター左隅に腰を下ろし天丼を注文。前回持って来た本を読んだかと大将に問うと、「まだ、読んでません!」だと・・・。

 

若い頃より読書の習慣の無い御仁は、だいたいこんな感じ・・・・・。

 

長のつきあいの保険屋の御仁が、暮れにカレンダーを持ってきたとき、大森へ行くときはこの店で天麩羅を食うと言っていた。

 

そこで、あたしの名を言って天丼を食いに来た御仁は居なかったか?と大将に問うと、そんな御仁は来ないと・・・。

 

 

天丼のネタは、サイマキ(小振りの車海老)二匹にアナゴ・白身の魚にかき揚げ。御覧の様に天婦羅に丼汁がしっかりしみ込んでいるのが、江戸前の天丼。

 

どんぶりのオマンマに丼汁を前もってかけて置き、そこへ揚げたネタを温めた丼汁にくぐらせ、オマンマの上にのせるのが本来の天丼の作り方。

 

ところがこんな天丼を出す店は激減し、揚げたネタをオマンマの上に載せ、その上からタレを垂らす天婦羅屋がほとんどになってしまった。

 

早い話が、真っ当な天丼が姿を消したと言う訳である。

 

何時もはカウンターに座りお好みで天婦羅を揚げてもらっていたが、この日始めて天丼を食った。閉店時間まじかだったので、早いとこ食い終わるようにと・・・・。

 

 

お足を払い終わると、この日も揚げ玉を土産にもらい、さっそく晩飯の御御御付に揚げ玉を散らした。

 

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