◆三ノ輪から浅草へ◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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浅草へ行く時は、昨日の記事の店でオマンマを食ってから出かける。浅草で食おうと思う店は西浅草のどぜう屋ぐらい、天婦羅を食っても蕎麦を食って旨かない店ばかりなもんで・・・・。

 

 

三ノ輪から浅草へ行くめぐりん(巡回バス)には、根岸を回るコースと、山谷から今戸経由で行くコースがある。根岸を回ると時間がかかるので、東回りで浅草へ向かった・・・・・。

 

 

隅田川に架かる白髭橋手前を右に曲がり、持地山聖天さんを経て浅草駅へ・・・・。下の写真が聖天さん・・・・。

 

 

 

 

松屋の前を抜け馬道を右に進み、伝法院の通りへ向かう。以前馬道の寿司屋やおでん屋にはたまに行っていたが、ここ10年以上はトントご無沙汰・・・・。

 

 

 

 

 

この日初めて会った御仁は、戦前から浅草で商売をしている御仁。てんで、歩きながら昔の浅草の話をする・・・・。

 

 

 

 

 

まず向かった先は、伝法院脇で売をしているとんがらし屋へ。先月白金清正公の大祭の日は大将が居たが、この日は女将さんだけ。

 

初めての二人をこの店に連れてきたのと、アタシは塩漬けの山椒の実があれば買うつもりだった。山椒の実は無かったが、7月のほうずき市の日にはここを訪れるつもり。

 

昨日の記事の店には、ここの兄さん達とも行ったことがある。一緒にいた二人はとんがらしを買わず、早々に店を後にした。

 

 

 

とんがらし屋を出てすぐ先の喫茶店で一休みした後、雷門の稲荷ずし屋へ行く。途中浅草の御仁と別れ、八王子の道具屋の婆さんと稲荷ずしを買いに行く。

 

アタシの顔を見た女将さんが、「揚げが無いので、少しだけなら何とかなるが!」と言うので、それでもいいからと、小さな折詰を二つ作ってもらう。

 

次回はほうずき市の日、と一声開け店を後にし、浅草通りの豆屋に向かう・・・・。

 

 

 

 

先月白金清正公から浅草のどぜう屋に向かう時、この店の前を通り姐さんに馴染みの豆屋で買った福豆を一口食わせてやろうとしたが、接客中だったので、止めにした。

 

この日そのことと、先ほど別れた浅草の御仁の親父さんと、この店の先代が野球仲間だったと言っていた事を話しながら、いつもの花豆と品川巻きを買う。

 

店を出てから道具屋の婆さんを銀座線の田原町駅へと向かわせ、アタシは反対方向都営浅草線で帰途に・・・・。

 

 

何とか買うことができた稲荷寿司は、今までで一番小さい折り。着物を脱ぎ仏壇に供えた後すぐに腹に収めた。

 

左上が花豆右が品川巻き、その右下が紅ショウガのかき揚げ。これらを買う時、店の御仁とかわす馬鹿っ話が楽しいのである・・・・。

 

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