◆赤絵雲堂手紀三井寺筒茶碗(陶芸)◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
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ただでさえブログネタが多くボツにするのがあるくらいなのに、昨日の記事のようなネタを書くのは気が重い。

 

かといって、めったにないアクシデント、てぇ訳で、ご披露しました。

 

保険屋に電話をし事後処理を頼んだが、先ほど保険屋から電話があり、先方と連絡が取れないと言って来た。この話しは、これでおしまい。

 

昨日書くつもりだったブログ記事を、ご披露しますよ、お立会い!!

 

 

 

先日、大岡山の和菓子屋で買って来た菓子で、お薄を飲もうと、こんな設えで遊んでみた。

 

左の飛青磁は水指を消壺に転用した物、てぇ事で、中に水は入っておらず。真ん中の器は、建水代わりにした染付の鉢。

 

右端の茶碗の隣に置いた茶杓筒は、女房の部屋から持ってきた形見の茶杓が二本入っている。

 

 

 

長火鉢の左手には、何時も消壺と鍋敷きが置いたまま。てぇ訳で、茶を点てる前に、使う道具を置いただけで棗は無し。

 

 

 

あられの南部鉄瓶でも、なかなか雰囲気は良いもんだ・・・・。

 

 

 

 

 

茶を点てるときは毎回二服、一服目は大服で・・・・。

 

 

石川県の古くからの上絵の具屋で手に入れた古九谷の五色、その中の赤と青(みどり)。何種類かある赤の中で、古色を帯びた色が好き、てんで、こんな赤を使っている。

 

この絵付けに使う筆は五本、穂先の毛や長さで使い分け。

 

 

 

雲とお堂を描いた雲堂手に人物が描かれているのを、紀三井寺と呼んでいる。

 

 

 

 

 

赤が映えるようにと、釉薬は青みがかった染付釉ではなく、チョイ硬めの白く焼ける釉をかけて焼く。

 

 

 

 

 

高台裏のサインは茶碗の雰囲気に合わせて、篆書で書いた。

 

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