先日、工房で木工作業をした日、ステンレスの彫刻作品を持ち帰った。
工房で埃をかぶっているよりは、我が家に置いた方が良いだろうと、思った次第。
持ち帰った作品は御覧の四個、いずれ綺麗にステンレス表面を磨き、ご披露しますよ。
SUS7と呼ぶニッケルのステンレスを、ピン角に溶接するのは板金工でも難しい。その技術を覚えた場所が、多摩川河口羽田の板金工場。
他の職人の仕事ぶりを眼で見て覚え、試行錯誤して身につけたアルゴン溶接の腕には、自信がある。左奥の作品の溶接が、一番難しい。
持ち帰った作品を置いた場所が、御覧の棚。壁をぶち抜き野物を入れてからベニヤを張り、その上に壁紙を貼る造作は去年遣った。
ホームセンターで買った木材にステインを塗り、もともとあった造作と同じ色に仕上げての取り付け。下の棚の枠が古いもともとの材、その上の小さな棚の枠は、古い材に似せて色を塗った物。
違いが解らぬように塗るのが、腕の見せどころ。造る過程を写真に撮り、ブログネタにしてやろうと思ったが、ブログネタが多すぎてボツにした。
写真下の棚も全て手作り、これもブログネタにしようと写真を撮ったが、ボツにした。
思ったほど作品を置けず、これから持ち帰る作品の置き場所を思案中。棚を吊る場所は何か所かあるが、やたら作るわけのも行かず、暫し考えるつもり。
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