こんにちは、名古屋市天白区平針駅前で漢方相談をしています、むらせ薬局の村瀬紋です。
本日は目の健康についてお話したいと思います。
白内障や緑内障、黄班変性症などの目の不調は加齢と共に起こりやすくなりますが、一日中パソコンやスマートフォン、テレビなどに囲まれている現代の生活では若い人達の中にも眼精疲労やスマホ老眼などの症状に悩む人が増えています。
中医学ではこのような目の不調も目だけの問題ではなく、身体の状態が目の健康に密接に関係していると考えています。
目の働きを正常に保つためには栄養いっぱいの十分な「血」が必要です。
その「血」を貯蔵し、血の流れを調節する働きをするのが「肝」です。
そのため「血」が不足したり栄養が足りなかったりすると、「肝」そのものの機能が低下して目に十分な栄養が行き渡らず目の不調が起こりやすくなるのです。
また「腎」は「肝」の働きをサポートしていますが、年齢を重ねると「腎」の機能は衰えていきます。
「腎」が衰えると「肝」の働きも悪くなり目の不調が起こりやすくなります。
疲れ目、かすみ目などの軽い目の不調は目薬などに頼りがちですが、一時的に良くなっても症状がぶり返しそれが頭痛や肩こりといった別のトラブルにつながることもあります。
ご自身の身体の声に耳をかたむけて、不調の要因を改善することで目の健康を守りましょう。
体質別「目」のケア
~中高年に多い~
「肝・腎の虚弱」タイプ
[気になる症状]
[目] ドライアイ、かすみ目、目の疾患、視野がぼやける、飛蚊症
[その他] 腰痛、耳鳴り、めまい、物忘れ、舌の色が淡い
目の健康のためには十分な「血」の栄養が必要です。
「血」が不足すると「血」の貯蔵庫である「肝」の機能が低下しますし、生命の源である「腎」が弱くなると「血」を生成する力が弱まり、「血」不足の状態に。
逆に「血」が十分にあり「腎」の働きが正常であれば目のトラブルも起こりにくくなります。
「腎」は年齢と共に衰えます。
中高年以降で目の疾患、かすみ目、飛蚊症などに悩んでいる方は積極的に「肝」と「腎」のケアを心がけましょう。

~胃腸が弱い~
「気血不足」タイプ
[気になる症状]
[目] 視力の低下、眼精疲労、ドライアイ、眼科下垂
[その他] 疲労感、息切れ、めまい、食欲不振、軟便、若白髪、抜け毛、月経量が少ない、月経不順、歯痕舌
目の使い過ぎや、月経、慢性疾患などで「血」を消耗すると目に十分な栄養や潤いが行き渡りません。
その結果視力の低下や眼精疲労、ドライアイなどの不調が起こりやすくなります。
また、身体のエネルギーとなる「気」が不足することで脾胃(胃腸)の働きが弱くなり、食事の栄養から「血」を生み出すことができず、目の栄養が足りなくなってそれが不調を引き起こす要因となってしまいます。
慢性的な疲労感や息切れ、食欲不振、めまいなどの症状は「気血」が足りないサインです。
しっかりと栄養を摂り「気血」を補いましょう。
[目] 情緒の変動によって症状が強くなる、目の充血、目の痛み
[その他] イライラ、ストレス過多、頭痛、肩こり、不眠、不安感、月経痛、月経不順、舌辺が紅い
目の健康に必要な「血」を貯蔵する「肝」は「気」の巡りをスムーズに保つ働きもあります。
「肝」はストレスに弱いため、強いストレスを受けると「肝」の機能が弱まり、「気」の巡りが停滞し、血流の悪化を招いて目のトラブルを起こしやすくなります。
このタイプはイライラしたり、強いストレスを感じることで目の症状にも悪い影響を与えることが多いので、できるだけこまめにストレスは解消し、気の巡りをスムーズに保つよう心がけましょう。

目を健やかに保つための
●スマホやパソコンの使用時間はできるだけ短くして長時間使用する際は、こまめに目を休ませましょう。
●遠くの風景や緑を見る習慣をつけましょう。
●バランスの良い、野菜たっぷりの食事を心がけましょう。
●十分な睡眠で目の疲れを取りましょう。
●コンタクトレンズは目を疲れさせます。メガネと上手に使い分けましょう。
●目の体操で目の疲れを取り、目の不調を予防しましょう。
目を酷使する現代の生活では目の不調はとっても身近なものです。
「これくらいは仕方ない、、、。」
「もう歳だから、、、。」
と諦めずご自身の身体と向き合い、不調を引き起こしている体内の要因を改善して目の健康を守りましょう。
ぜひご相談下さい。
お待ちしております。






























































